【春のむくみ対策】飲み会続きのお肌・口臭・胃腸をすっきり!

春のむくみ対策!飲み会続きのお肌・口臭・胃腸をすっきり!
冬の寒い季節、冷たい風とは、もうそろそろサヨナラしたい頃合いですよね。
3月・4月と、これからは春のぽかぽか陽気に包まれて、ほのかな桜のあまい香りとともに…
レジャーシートを広げてグループでわいわい賑やかなお花見、
また、歓送迎会を兼ねたお花見の予定がすでに入っている方も多いはず。
ただ、ここで忘れてはいけないこと…それは、
楽しいイベントこそ後からくる身体のトラブルがつきものなんです。
お酒の場ならではのむくみ、気になる口臭…
飲みすぎ、食べ過ぎによる肝臓や弱った胃腸…
屋台の食べ物などによる栄養の隔たり…
美味しい食べ物は脂質が多いのと同様
楽しい・美味しいだけで済むなんて、
それこそ“あまい”んですよ~。
女性の大敵といえば、それこそ「春の油断」だと筆者は思います。
なにも考えないからこそ、楽しい時間が過ごせるんですよね、わかります。
筆者もそうでした。でも決まってあとから後悔するパターンは、もうやめにしませんか?
「じゃあどうしたらいいの?」と思った方、楽しい時間を存分に楽しめるように
後々心配しないで済むような“工夫”を事前に用意しておくだけでいいんです。
難しいようで簡単なんです、ただやらないだけですよ。
春の穏やかでゆったりとしたペースにはのまれずに
お花見からくる身体のトラブルには事前にしっかりと対応していきましょうね。
Contents
【飲み会(お酒の場)ならではのむくみ】
お酒からむくみが起こる原因
もう定番中の定番、女性のお酒による身体のむくみ。
むくみをケアせず放置すると太りやすい体質になることをご存知でしたか…?
とくに春はむくみに要注意で、寒暖の差が激しく気圧の変化で自律神経が乱れやすくなり
血液の流動に影響を与え、むくみを起こしやすい時期でもあります。
さらに、身体の冷えによる血管の収縮で、血液の循環が滞ってしまいます。
ここでお酒によるむくみに至るまでの体内の出来事を簡単に述べると、
体内の約60%である水分が血管と周辺細胞の間を行き来して
体内の水分バランスを調整しているのですが、
アルコールによる利尿作用が働く
→アルコールを分解するには水分が必要なので排出された水分以上を補給してしまう
※さらにアルコールによって血管が膨張し、血管の微小な穴から水分の出入りが容易になる
お酒とともにする塩分の多いおつまみや食事は、血液中の塩分濃度を上げ、血管の外にある水分が塩分濃度を薄めようと血管の内へと移動し血液中の水分が増加
その結果
・水分が増えすぎて血のめぐりが悪くなることで、代謝が鈍くなる
・増加した水分が冷え、それを温めようと身体は脂肪を付け始める
ということだったんですね。
必要以上のお酒による水分、おつまみの塩分が原因みたいですね。
春の飲み会やお花見参加前にむくみ対策としてできる6つの工夫
さてさて、「お花見や春の歓送迎会で困った…」と、
過去形ではありますが、ここではむくみに困る前と困った後、
要するにお花見参加前と参加後の工夫やケアをご紹介いたします。
※むくみで困る予想はつくので、できれば事前対策をしておくべきところですが、
やっぱり事前の工夫が間に合わなかった時のために用意しておきますね。
また、お花見参加前にサラッと知っておくだけでも
断然むくみ対策になりますので、女子力知識として入れておきましょう。
《お花見・歓送迎会 参加前にむくみ対策としてできる6つの工夫》
飲む前に、一番最初にコップ一杯の水を飲む
→アルコールを分解するには水分が必要なので
コップ一杯を先に摂取しておくことで
最初のアルコール分解をスムーズにし
後々の水分多量摂取を防ぐため。
お酒の一気飲みNG!少量ずつ飲む
→一気にアルコールを摂取することで血中アルコール濃度が高まり、
それを分解しようと水分が大量に消費され、また脱水症状に繋がるのを防ぐために
喉が渇くという生理作用が働き、水分の過剰摂取に繋がってしまいます。
喉が渇いた状態の初めの一杯はとってもキケンです。
塩分要注意!低カロリーのおつまみを選ぶ
→塩分の高いおつまみは、上記の浮腫みが起こる原因②に繋がります。
さらに塩分は喉が渇きやすいため、塩分と水分を多く摂取してしまい身体をむくみやすい状態に導きます。
飲み会やお花見前日は睡眠時間をたっぷりとること
→言うまでもなく、睡眠不足状態は身体機能が鈍くなりやすく
アルコールによってダメージを受けた身体の回復も遅れてしまいます。
カリウムを多く含む食べ物を積極的に食べる
→体内の余分な塩分と水分、また老廃物を排出し代謝を促す働きがあります。
高血圧予防、むくみ改善、夏バテ予防などに効果があるので
普段から意識的に摂取しておくことが大切です。
カリウムは摂取しすぎても不要分は尿として排出されるので心配ありません。
お花見におつまみを持参される方にカリウムを多く含むお惣菜としておすすめなのは、
No1. 海藻サラダ
No2. アボカドと春かつおのユッケやポキ (マグロでも良いですがカリウム量は減少します)
No3. ほうれんそうorよもぎのおひたし
No4. さといもの煮っ転がし
No5. たけのこご飯 (特に春の野菜・たけのこはおすすめです)
上記No1~5をお花見に持参するだけで、カリウム摂取はバッチリです。
クエン酸を多く含む食べ物
→老廃物の排出や代謝を促し血行を良くする働き、飲み会後の疲労回復があります。
カリウムと同様、お花見の場に持参必須の栄養素で1日に2g摂取できればOKです。
クエン酸2gは、大きさにもよりますがだいたい以下の食べ物で簡単に摂取可能です。
※クエン酸は多頻度摂取が効果的!(5時間程で体外に排出されるため)
・キウイ 1、2個
・みかん 1、2個
・いちご 5粒~
・パイナップル 5切れ~
上記をお花見に持参するのが難しければ、クエン酸はドリンクで簡単に摂取できます。
ちょこちょこと多頻度で摂取することがおすすめなので、
薬局やコンビニで簡単に入手することができるドリンクの方が効率が良いですね。
クエン酸量は下記を参考にしてください。
・キレートレモン 約1.35g配合(ビン155ml)
・キレートレモンCfine 約2g配合(ペットボトル500ml)
以上6点、春の飲み会・お花見参加前にお肌のむくみ対策としてできる工夫でした。
飲み会・お花見参加後のお肌の浮腫み3つのアフターケア
やっちゃった…
そういう方もきっと多いはず。歓送迎会なら前々から日にちが決まっているかもしれませんが、
お花見だとあまりにも天気がよすぎて急遽明日に変更します!!なんて連絡、
まわってきませんでしたか?お花見は天気に左右されますし、
天気予報を見て来週はどんより予報なら今週に変更になる可能性だってあります。
逆に延期なら準備期間が増えるのでいいのですが…
女性は急の出来事には対応できない時の方が多いんですよね。(仕事は別ですよ!)
そんな時はやっぱり、アフターケアです。
怠って後悔だけはしないようしましょう。
《お花見参加後のお肌の浮腫み3つのアフターケア》
適切な水分補給と水分代謝
水分代謝(水分の排出と摂取のバランスが取れている状態)によって早くむくみを改善できます。
かといって、いい加減な水分摂取は浮腫みの原因のもととなってしまいます。
よくどこででもペットボトルの水をちょい飲みしているOLさんを見かけますが、
その日の状態に合わせた水分補給をすることが大切なので、
あまり動いていないのに無理に水分を摂らなければいけないわけではありません。
水分は1日2~2.5リットル(食べ物による水分を含む)摂取が理想と言われていますが、
個人によって望ましい水分摂取量が算出できるのをご存知でしたか?
自分の体重(kg)×43.6=1日に必要な水分摂取量(ml)
43.6という数字は色々ややこしいので割愛致しますが
とりあえずご自分の体重に43.6をかけてみてください。
(例:45kg×43.6=1962ml よって1日に1962mlの水分が望ましい)
なので一般的に理想とされている2~2.5リットルを無理に摂取しなくてもいいのです。
逆に、この理想の水分量は体重が45.9kg~57.3kgの広範囲を表していたのですね。
あと、水分摂取時のワンポイントとしては
冷たい水は内臓を冷やし代謝を鈍くするのでできれば白湯が望ましいということです。
利尿作用のある飲み物
利尿作用のある飲み物といえばカフェインが有名です。
やはりエスプレッソ1杯のカフェイン含有量がダントツで1番(約150mg)ですが
1日に250mg以上のカフェインを摂取すると寝つきが悪くなるので注意してください。
・エスプレッソ (1杯50ml/150mg)
・ドリップコーヒー (1杯150ml/135mg)
・インスタントコーヒー (1杯150ml/68mg)
・コーラ (500mlペットボトル1本/50mg)
・ココア (1杯150ml/45mg)
・緑茶、ほうじ茶、烏龍茶、紅茶 (1杯150ml/30mg)
※お茶によってカフェインの量が違うので、市販のペットボトル飲料購入時は注意
特におすすめの飲み物として、以下の3点があります。
「よもぎ茶」「ジンジャーティー」…血液循環をよくし、冷えとむくみを改善する
「ごぼう茶」…食物繊維、カリウムを多く含む
いつもより丁寧な入浴
あまりにもむくみが酷い場合は、
・冷水と温水を繰り返し浴びることで血液循環を促す
・浮腫みが気になる部分はマッサージ
・ぬるま湯に20分以上浸かる
以上3点、飲み会・お花見参加後のむくみアフターケアでした。
さて、【お酒の場ならではのむくみ】の内容でしたが
特に難易度が高いわけでもなく簡単に実行できるものばかりだとは思います。
むくみは体質にもよりますが、若い頃は何もケアせずとも大丈夫だったからといって
これからも何もしないでいると周りからみてもわかる「時すでに遅し女」になってしまいますよ。
せっかくの楽しいお花見イベント、後で泣かないためにも
事前にできるむくみ対策はちゃっかり実行しておきましょう!
飲み会・お花見で困ったその2【お酒や食べ物で気になる口臭】
せっかくのお花見、気分よくリフレッシュしたいのに、
「ん?ちょっと待てよ…私の口、臭いかも…」と一度気になったら
ずっと気になりっぱなしの口臭の問題。
お酒の場は人も多く距離もいつもより近いので、
特に気を付けた方がいいかもしれません。
お酒による口臭の原因
お酒を飲むとなんだか自分の口臭が気になるあなた、主な原因(下記4点)を知識として軽く覚えておきましょう。
●定期的な飲酒による脱水症状、水分不足により唾液分泌が減少し口臭の原因となる。
※唾液は口臭を抑える作用があります
●アルコール分解中に発生するアセトアルデヒドが口臭の原因となる。
●飲酒によって歯周病を誘発し口臭の原因となる。
※歯周病の原因が歯石や歯垢で、放置しておくと細菌が繁殖して硫化物となり口臭となる
●解毒作用がある肝臓が弱っているとことで、
臭いの毒素を取り除く働きが衰えるためニオイ物質が
尿として排出されずに、血中に入り肺へ移動し口臭となる。
お酒や食べ物による口臭を抑える3つの工夫
いわゆる酒臭ですが、若い女性にも増えてきているので侮れません。
一番は即効性のあるブレスケアやマウスウォッシュなどの
オーラルケア用品を持参することだとは思いますが、
忘れた時やそれに加えて予防しておきたい場合など
意外と簡単にお酒による口臭は抑えれたりするので是非試してみてください。
氷を口に含む
氷をガリガリと食べるのではなく、飴のように舐めるもしくは口に含んでください。
暑い夏の生ごみ臭はすごいですが、寒い冬には臭いは落ち着きます。
その要領で、口臭も抑えることができるのでお手軽です。
ただ臭いが取れるわけではなく減少するということなので
あまりにも酷い口臭の際にはおすすめできません。。。
お酒が原因の口臭!改善効果のある飲食物
〖サラダや果物(特にりんご、柿、レモン)〗
よく噛むことで唾液を誘発し、食物酵素によって便通を良くし
宿便をなくして腸からくる口臭を減少させ、更にフルーツによる
殺菌作用が口臭に効果があります。腸内環境を良好に保つことも口臭改善には大切です。
〖緑茶〗
カテキンによる消臭効果が口臭予防になり、うがいをするだけでも効果があるようです。
※カフェインによって唾液分泌が減少し臭いに繋がるので、
継続的に緑茶で口臭を改善することはおすすめできません。
肝機能を高める食べ物
飲酒中は肝臓、飲酒した翌日はアセトアルデヒドに特に注意が必要です。
※アセトアルデヒド…アルコールを分解する際に
発生する成分
アセトアルデヒドは飲酒後なんと24時間も血中に含まれており、
青臭く酸っぱい臭いがします。汗として体外にも放出されるので
口臭のみならずきつ~い体臭にも繋がってしまいます。
アセトアルデヒドは肝臓で分解されるので肝臓が弱っている時こそ
口臭&体臭のピンチです。暴飲暴食は絶対避けて
以下の肝機能を高める食べ物を飲食中かつ飲食後に積極的に摂取してください。
〖肝細胞の再生を促す良質なたんぱく質(=必須アミノ酸を含むもの)〗
枝豆、豆腐、納豆、牛乳、レバー
※必須アミノ酸…人間の身体に必要なアミノ酸は20種類あり
そのうち体内で合成されず食品から摂取しなければならない9種類を
必須アミノ酸(=良質なたんぱく質)といいます。
〖体の各機能を調節、維持するビタミン&ミネラル〗
キャベツ、もやし、ブロッコリー、ごま、海藻
※特にビタミンBの不足は肝臓の解毒機能低下が懸念されます。
〖肝機能を向上させるタウリン〗
牡蠣、タコ、イカ、貝類、シジミのお味噌汁
以上、【お酒や食べ物による口臭を抑える3つの工夫】でした。
普段は気にならないので、お酒の場でも自分の口臭は大丈夫…?
それ、実はとってもキケンです。
女性社会で生きてきた筆者ですが普段はそうでもない人でも
お酒の場ではやっぱり他者の口臭が気になった覚えがあるからです。
そして、もし自分もそう思われていたら…と思うと
やはりエチケットとして口臭、特にお酒の場では
ケアした方がよさそうですね。
(その後の急なお誘いのためにも、ですね。)
飲み会・お花見で困ったその3【飲み過ぎ、食べ過ぎによる弱った肝臓やお肌トラブル】
とにかく飲み過ぎ・食べ過ぎと思ったらなによりも先に肝臓を休ませてあげてください。
肝臓は内臓の中でもとっても重要な部分であり、
そんな肝臓の働きはなんと500あると言われているそうです。
頑張り屋さんの肝臓なので、不調になっても限界まで我慢して働き続け、
重症化してからやっと肝臓のトラブルに気づくことが多いようです。
そして肝臓が不調だと、肌トラブルに繋がります。
お酒や胃もたれ、頭痛薬などによって
肝臓への負担が増えると当然肝機能の低下が見込まれます。
肝臓の500ある働きのうち、解毒作用が衰えると
有害物質が解毒されずにそのまま血中に残り、
その血液が全身をめぐるので、美肌とは程遠いくすんだ肌になってしまう訳です。
肝臓のダメージによる肌トラブルへの対応でも、
次の3点を重視した食品を摂取することがとても大事となってきます。
〖肝細胞の再生を促す良質なたんぱく質(=必須アミノ酸を含むもの)〗
枝豆、豆腐、納豆、牛乳、レバー
※必須アミノ酸…人間の身体に必要なアミノ酸は20種類あり、
そのうち体内で合成されず食品から摂取しなければならない9種類を
必須アミノ酸(=良質なたんぱく質)といいます。
〖体の各機能を調節、維持するビタミン&ミネラル〗
キャベツ、もやし、ブロッコリー、ごま、海藻
※特にビタミンBの不足は肝臓の解毒機能低下が懸念されます。
〖肝機能を向上させるタウリン〗
牡蠣、タコ、イカ、貝類、あさりやシジミのお味噌汁
(お酒や食べ物による口臭を抑える3つの工夫の③肝機能を高める食べ物でも触れているので是非ご参照ください。)
休肝日(1日だけ飲食を控える)を作ることも大切ですが
いきなりの絶食または水だけの生活は働きながらなら尚更厳しいかとは思いますので、
なるべく肝臓が頑張って働かなくても済むような
身体にやさしい食事(おかゆやスープ類)をされることをおすすめします。
すでに経験済みの方は承知されているかとは思いますが
肝臓が弱ったまま放置すると・・・
翌日は身体がだる~い二日酔いと肌荒れで最悪な一日を過ごすことになりますよ。
まとめ
春の油断、それは飲みすぎに食べ過ぎです。新年で一番心地よい気候の訪れなので余計に油断してしまいますよね…。また、春は歓送迎会や何かと忙しい時期なので油断する時間すらない時だってあります。だからこそ、後から後悔するパターンに陥るんですよね。。
でもよく考えてみてください、毎年春、あなたはむくみや二日酔いで同じ後悔をしていませんか?毎年その後悔を続けていたら、いよいよ年齢が追い付かなくなってしまい、気づいたころにはもう遅いんです。。。悲しい事実ですが。
女性社会で生きてきた筆者が思うに、女子力が高く可愛いと感じる方、年を重ねても美人で綺麗だと思う方は決まって、
後々心配しないで済むように予防・対策をしていたいわゆる「賢い女子」が多いと、
女性としての年齢を自身に感じた時に大いに思ったことです。
努力なくして、得るものは後悔だけです。むしろ努力なしの後悔なら、だれでもできます。
そして人を羨むことなんて簡単、であれば人から羨まれ、事前に賢く工夫する「ちゃっかり美人」になって、内緒で一歩リードしちゃいましょう。
春は老廃物などの放出に向いている時期です!ぜひこちらも合わせてお読みください。▶︎ [体の中からキレイに美肌になる方法]
※この記事の内容について異なる見解がある場合もありますのでそれも踏まえた上でお読みいただけると幸いです。