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【転職での面接対策】退職理由もスムーズに答えられる 30代女性の面接術

【転職での面接対策】退職理由もスムーズに答えられる 30代女性の面接術

30代で転職を考えている女性の皆さんは、
10代20代の頃に就職活動をし、
面接を経験していますよね?

新しいリクルートスーツに身をまとい、
出身校、志望動機、特技、
学生時代の主な活動など、

人柄を問われる質問を
沢山受けてきたことでしょう。

しかし、
30代女性の転職面接は

全くの別物です!

いかにも仕事ができそうな
30代らしい服装を求められ、

即戦力が期待される
30代の転職面接では、

スキルやキャリアなど、
職務内容を問う質問が中心です。

フレッシュマンな気持ちで臨んでは、
30代女性の転職面接では
通用しません。

そこで今回は、

30代女性の皆さんが、転職面接で
相手に好印象を与えるためのテクニックを、
お伝えしたいと思います。

【人間関係の不安解消】転職後の新しい職場で人間関係を上手くする25の方法
こちらも合わせてご覧ください!

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Contents

• 30代女性の転職面接で失敗しない服装&ファッション

【転職での面接対策】退職理由もスムーズに答えられる 30代女性の面接術

面接の時、
「服装やファッションで個性を出そう」
などと考えている人はいませんか?

それは大きな勘違いです。
個性は、質疑応答で発揮しましょう。

採用選考はお堅い場です。
誰も突拍子もない雰囲気の人とは
一緒に働きたいとは思えないでしょう。

そして
最初の5分で合否が決まる
と言っても過言ではありません。

そのため、入室して最初の
ファーストインプレッションは、
とても大切なのです。

相手に良い印象を与えるポイントは、

・安全
・無難

そして清潔感です。

しかし、第一印象で
好印象を与えるファッションとは
一体何なのでしょう?

ここからは、
転職面接におススメの
服装&ファッションをご紹介します。

是非もう一度、
自分のクローゼット&ドレッサーを開けて
確認してみてください。

・転職面接におススメの服装&ファッション

・スーツ

まず、
リクルートスーツは仕舞いましょう。

30代の転職面接です。

リクルートスーツを着ていると、
企業側は、

「新人気分の延長かな」
「職業経験浅いのかな」

という印象を持たれてしまいます。

自分のサイズに合った
ビジネススーツを選びましょう。

色は、黒、濃紺、グレーなど
落ち着いた色が無難です。

生地は、無地が基本です。
柄物やストライプ等も避けましょう。

そして、女性ならではの悩み…

「スカートとパンツどちらがいいの?」

と考える人もいますよね。

結論から言いますと、
スカートとパンツ、
どちらでも問題ありません。

スカートは
淑やかで清楚なイメージ、

パンツは
爽やかで軽やかなイメージ

与えることができます。

また、
事務職はスカート、
営業職はパンツが好まれる傾向
があります。

自分に似合うスーツ、かつ、
自分が企業側に与えたい印象によって、
自分自身で選択してください。

・インナー

インナーは無難に
襟付きのシャツがベストです。

色は清潔感のある
・白
・薄いブルー
・ベージュ
・ピンク

あたりがおすすめです。

ストライプやドットなどの柄は、
私服感が出てしまうので
ワンカラーをおすすめします。

多少デザインのあるものでも
平気ですが、

過度なドレープやビジュー、
フリルなどが付いたシャツも
避けたほうが無難です。

そして、
一番気を付けなければならないことは、

下着が透けて見えないかどうか

です。

必ず一度シャツに手を入れて
透け感を確認してください。

安全のために、
目立たない色のキャミソール等の下着を
着たほうが良いと思います。

大切なのは清潔感です!

インナーだからと手を抜かず
しっかりアイロンをかけ、

シャツも気持ちも
ピシッと行きましょう。

・靴

「オシャレは足元から」
と言うように、
靴は全身コーディネートの上で
とても大切なパーツです。

まず、基本は黒のパンプス、
飾りが付いていない物、
ヒールは面積が広く、
高さは5センチ以内のものにしましょう。

ピンヒールでカツカツ音を立てて歩くなんて
もってのほかです。

傷や汚れに細心の注意を払い、
足先からも清潔感を与えましょう。

・アクセサリー

ジャラジャラと
派手なアクセサリーを付けていたら、
印象も良くないですし、

企業側も気が散ってしまい
話を聞いてもらえません。

指輪は、
結婚指輪以外は外しましょう。

ファッションリングは
絶対にやめましょう。

ピアスは、
小さめの石の付いたタイプや、
小さめの一粒パールが無難です。

揺れるタイプのものは、
それこそ企業側の気を
散らす原因となります。

時計は
転職活動において必需品ですが、

大きくゴツゴツしたものや、
ラインストーンで
キラキラしたデザインのものは、
面接には不向きなので避けましょう。

アクセサリーは
上品さを演出するための
アイテムなので、
必要最低限に抑えましょう。

・メイク、その他

いくら清潔感といっても、
すっぴんでは、

「野暮ったい人」
「変わっている人」
「ビジネスマナーがなっていない人」

という印象をあたえてしまいます。

健康的で明るい印象に見えるように、
ベースと口紅は最低限しましょう。

また、濃いアイシャドー、
つけまつ毛やまつ毛エクステ、
テカテカのグロスなどは、
派手な印象を与えてしまいます。

できるだけ、
薄く透明感のあるメイクを
心掛けましょう。

ネイルは、
できればオフするのが無難です。

もしネイルをするのであれば、
クリアのトップコートのみか、

淡いピンクで
血行の良さを演出する、

あるいは
ヌード系ベージュで肌の色に馴染む色を
チョイスしてください。

髪形は、
邪魔にならないことが第一です。

前髪は目にかからないように、
後ろ髪は肩に掛かる場合、
まとめ髪にするのが良いです。

コテでクルクルに巻いたり、
凝ったヘアアレンジをするのは
避けましょう。

転職面接ファンションで
大切なことは「オシャレ感」ではなく、

「清潔感」です。

服装は自分の印象を相手に与える
重要な要素なのです。

「こんなんで大丈夫でしょう」
と安易に考えず、

事前にしっかり準備し、
相手に好印象を与えましょう。

• 30代女性の転職で押さえておきたい面接テクニック

【転職での面接対策】退職理由もスムーズに答えられる 30代女性の面接術

転職面接で聞かれる鉄板質問に行く前に、
まず、その質問をいかに相手に
上手く返答できるか、

答え方のコツをお教えしたいと思います。

返答を事前に考えていても、
相手に印象深く伝えなくては
全く意味がありません。

面接対策に是非参考にしてみてください。

・PREP法

30代になると、
キャリアを積んでの転職活動になるため、
業務実績や経験が豊富です。

実はそこが仇となってしまうのです。

今までのエピソードを起承転結に
説明していると、

話しの要点が掴めないダラダラとした
内容になり、

相手に上手く伝わらない結果になります。

そこでおすすめするのが
「PREP法」です。

P(POINT=結論)
R(REASON=理由)
E(EXAMPLE=例)
P(POINT=まとめ)

つまり大切なことは
「結論から述べる」
ということです。

結論が見えない返答では、
相手に不快な思いをさせてしまいます。

面接時間は限られています。
短い時間のなかで、

いかに大切なこと
を伝えられるかが勝負です。

大切な結論は真っ先に伝えましょう。
すると、後々の話も展開しやすくなり、
自分にとっても相手にとっても
解りやすい内容となるでしょう。

・YES~BUT法

【転職での面接対策】退職理由もスムーズに答えられる 30代女性の面接術

30代になると、
キャリアを積んでいる分
失敗も多々あったでしょう。

そこを突かれるのは痛いですが、
転職面接では絶対に
質問される要素です。

「転職回数が多いのでは?」
「前職からのブランク期間が長いのでは?」
「前職をリストラで退職していますが、
必要とされなくなった理由は何ですか?」

こんな時必要とされるのが
大人の対応です。

ネガディブな質問にはまず、

「YES(はい、確かに)~」

で、相手の指摘を
しっかり受け止めましょう。

その次に、

「BUT(しかし、ただ)~」

で自分の意見を主張しましょう。

ネガディブな質問が来たからといって、
気まずそうに黙ってしまったり、

いきなり自分の考えを訴えたりすることは、
相手に不快な思いをさせてしまいます。

まず、
自分のネガティブな点を素直に受け入れ、
その後、前向きな考えを述べましょう。

ネガディブな質問はチャンスです。
素直で意欲的な印象を与えることが
できるのです。

事前に自分のマイナス点を挙げておき、
回答案を考えておきましょう。

• 30代女性の転職面接でほぼ間違いなく聞かれる鉄板の質問一覧

【転職での面接対策】退職理由もスムーズに答えられる 30代女性の面接術

お待たせいたしました。
ここからは、
転職面接でほぼ聞かれるであろう
質問をまとめてご紹介します。

30代での転職面接は20代と違い、
「どれだけ企業の即戦力になるか」
をベースに質問をしてきます。

そのため、
おおよその質問内容を
予測しやすいのです。

是非こちらを参考にして、
しっかり事前に回答案を
準備しておきましょう。

・基本編

・「自己紹介をしてください。」

面接の冒頭は、
まずこの質問からはじまります。

名前、年齢、社会人何年目か。

そして、
自分のセールスポイントや
マイナスポイントのフォローも踏まえた
キャッチーな自己紹介です。

例えば、

「○○です。前職では社長賞を2度
いただいたこともあり、
営業力には自信があります。
本日はよろしくお願いいたします。」

「○○です。本日は以前から憧れていた
御社の面接ですので、大変緊張しています。
お聞き苦しい点もあるかもしれませんが、
よろしくお願いいたします。」

自己紹介の時点で、
自分の実績やキャリアを
ダラダラと話すのはご法度です。

面接で大切なことは

・分かりやすく
・短く
・簡潔に

です。

スタート時点で、
キャッチーな自己紹介を武器に
相手に好印象を与えましょう。

・「あなたの長所・短所を教えてください。」

まず長所は、
「志望している企業にどう貢献できるか」
を踏まえて考えましょう。

ただ、
「リーダーシップがあります」
「前向きな性格です」
では納得がいきませんね。

長所をアピールする際には、
業務経験に基づいた具体的な
エピソードを添えて
説得力を持たせましょう。

短所を語る上で大切なことは、
自分の弱みを受け入れ、
どのように改善する努力をしているか
フォローの内容をセットで伝えてください。

これがなければ、
「ただ~のダメな人」
という印象で終わってしまいます。

短所のない人などいません。

短所を聞かれ「ないです」と返答すれば、
自己認識の甘さが
浮き彫りになるだけです。

長所は、
説得力のあるエピソードを添えて、

短所は、
克服努力の取り組みを盛り込んで
伝えてみてください。

・「残業・転勤は可能ですか?」

この手の質問で大切なことは、
「素直に答える」
ということです。

残業の質問に関しては、
オブラートに包んだ返答を
心掛けてください。

「残業はできます。
しかし、残業にならないように
しっかりスケジュールや業務管理をして
仕事を進めます。」

転勤の質問に関しては、
「できる」
「できない」
をハッキリ伝えましょう。

ここで、
できないのにできると返答した場合、
入社後に大きなトラブルになりかねません。

「親の介護があるため、
実家を離れることができません。」

「現在は○○の事情で転勤は無理ですが、
〇年以降なら可能です。」

納得してもらえる理由と、
それでも入社したい意欲を
できる限りアピールしてください。

正直に返答して内定が取れなかったら、
その企業とは縁がなかったと思いましょう。

・「当社にはいつから入社できますか?」

30代の転職は即戦力が求められるので、
できるだけ速やかに入社してほしいのが
企業側の考えです。

失業中であれば
「明日からでも出社可能です。」
と堂々と伝えましょう。

在職中の場合は、
「現職での引継ぎなどがございますので
〇日程度いただけるとありがたいです。」
と、誤魔化さず時間がかかる理由も添えて
答えるようにしてください。

30代は、
様々な業務に関わっている年代で、
退職に伴う全ての問題をクリアにするには
時間を要することでしょう。

いい加減な返答ではなく、
入社までにかかる期間と理由を
しっかり説明し、
調整のお願いをしましょう。

・「希望する収入など条件はありますか?」

「給与に関しましては、
私の経験、実績を評価いただいた上で、
規定通りの額をいただければ幸いです。」

このような回答が無難かと思われます。

もし、
求人情報と異なる給与を求めるのであれば、
なぜその金額を希望するのか、
明確な理由を説明する必要があります。

「前職の年収がおおよそ〇〇円でした。
今回は管理職の立場に就くため、
その重い責務と大幅に増える社員の育成、
担当エリアの大きさも考え、
上限○○円を希望します。」

しかし、最後は企業側に委ねるニュアンスが
伝わるようにしましょう。

「いずれにせよ、御社で働きたいということが
最優先ですから、希望金額に固執することなく
柔軟に対応させていただきます。」

実力不足なのに
見栄を張れば見抜かれますし、

「御社の規定に従います」
の一言返事では、

何も考えてなさそうに見られます。

しっかり説明できるよう
事前に準備しておきましょう。

・キャリア関連編

【転職での面接対策】退職理由もスムーズに答えられる 30代女性の面接術

・「当社を志望した理由を教えてください。」

この質問は、
間違いなく100%聞かれます。

自信をもってハッキリ答えないと、
「準備不足」
「入社への想いが足りない」
と、一発で悪い印象を与えます。

大切なポイントは、

「業界内にたくさん会社がある中で、
なぜこの会社を選んだか」

「なぜこの募集職種を志望したのか」

「入社後この会社でなにがしたいのか」

を、明確に述べることです。

この質問に説得力を持たせるためには、
応募する企業をよく知るための
企業研究が必要です。

そしてそこから、
企業と自分の経験・スキルの接点を見つけ、
いかに貢献できるかをアピールすることが
大切です。

30代で、
「御社の○○(商品名等)に興味があったから」
のような回答では、あまりにも未熟です。

ここまでのポイントをしっかり押さえて、
面接官に、
「だから当社で働きたいんだ。」
と納得させられる回答を考えておきましょう。

・「当社でどのような仕事がしたいですか?」

30代の転職に求められることは、
“即戦力”です。

「○○がしたいです。」
といきなり願望を述べても、

企業はそのような回答を
求めてはいません。

ここで伝えなければいけないことは、

「私は○○ができます。
その上で○○に取り組みたいと考えます。」

と、まず自分には何ができるのかを
自分の経験・スキルを盛り込みながら
伝えましょう。

その上で、
企業の進むべき方向に貢献するには
こういうチャレンジをしたいと
具体的に述べましょう。

入社後すぐにつかえる即戦力と、
企業の今後を考えながらの
中長期的なプラン、
どちらも説明できるよう準備しましょう。

・「今までの職歴について説明してください。」

ここでは、
直近の仕事内容を伝えるのが基本ですが、
入社後の仕事に関連する業務経験があるのなら、
そちらに重みをおいて話しましょう。

なぜなら、この質問で企業は、

「どのようなスキルを身につけ、
入社後その経験・スキルをどう活かせるのか」

を、把握することが狙いだからです。

そのため、企業が求めている求人条件に、
自分の経験・スキルをしっかり関連させた
回答をしましょう。

自分が一番長く就いていた職種や、
輝かしい実績を答えても、
面接官の求めている回答とは違い、
的外れです。

自伝をダラダラと語るのではなく、
企業と接点のない部分は思い切って削り、
伝えたい部分をコンパクトにまとめましょう。

・「これまでに出してきた実績や成果はありますか?」

古すぎるネタ、単に運がよかったもの、
これらは説得力が足りないので
やめておきましょう。

ここで大切なポイントは、
面接官は、入社しても確実に同じような
結果・成果を上げられる人かどうかを
見極めています。

そのため、
工夫・改善・提案などの取り組み方と、
その成果を挙げた勝因を知りたいのです。

“社長賞”や“予算目標〇%達成”など、
誰もがわかる賞や数字を挙げれば、
信憑性がグッと高まります。

誇れる実績がない場合、
些細なことでも大丈夫です。

大事なことは、
そこにたどり着くまでのバックグラウンドです。
自信をもって伝えましょう。

・「仕事の環境が変わった経験はありますか?」

この質問で面接官がチェックしている
ポイントは、

「社内の人間関係で問題を引き起こさないか」

「社員達とうまくやっていく協調性はあるか」

「人間関係で何らかの問題があった場合、
どのような努力をしたか」

など、職場環境への適応力です。

30代になって、
今まで人間関係のトラブルは一つもない、
というのは、正直嘘っぽいです。

具体的なエピソードと、
自分の反省すべき点、改善策、
この経験で得た仕事への向き合い方を、
正直に伝えることで、
逆に好印象を与えることができます。

・「前職(現職)を退職した(する)理由を教えてください。」

この質問での面接官の意図は、

「志望動機につながる退職理由なのか」

「自己都合であるなら、また同じような理由で
当社も辞めないか」

などを確認するためです。

正直、前職(現職)が理想の会社ならば、
転職など考えることはないでしょう。

だからといって面接で、

「激務だったから」
「給与が安かったから」
「上司が嫌いだったから」

など
バカ正直に答えるわけにはいきません。

ここでは、
このネガティブな質問を
ポジティブな内容で返すことです。

例えば、

応募企業でならやりたいことが
実現できると、方向性が
明確であること。

叶えたいことを実現させるために、
勉強・努力していること。

その仕事に対する熱い想いと、
今後の前向きな取り組み姿勢を
伝えてください。

しかし、建前だけの回答では、
面接官も慣れてしまっているので
響かないこともあります。

やはり、本音も少しは
盛り込まないと
怪しまれてしまいます。

「前職の給与に不満はなかったが、
皆、夜中まで残業するような環境だった。」

「上司に提案を試みても、
上司も上層部のご機嫌伺うばかりで、
聞く耳を持ってくれず不信感が募ってしまった。」

このように、
ここは比重を置き過ぎず、
サラッと本音を伝えましょう。

その上で
ポジティブな回答に持っていきましょう。

ここで間違っても、
面接官の誘導尋問で、前職(現職)の
悪口・批判を言いすぎないよう
気を付けてください。

他の会社の悪口を、面接で堂々と
語る人を採用したいとは思いませんよね。

・「他社への応募状況を教えてください。」

「御社が第一志望です。
他社は考えておりません。」

と、アピールするの
が正しいと思っている方…。

30代の転職で、
一社しか応募していないと回答したら、

「現実を分かっていない人」
「嘘ついているな…」

と思われても仕方ありません。

ここでは、
転職の目的や方向性がブレていないか、
不採用が続いていて能力に問題はないか、
などを見られています。

「20社ほど応募しています。」
と、素直に答えた場合、

「当社に本当に入りたいわけではないのか?」
「内定を出しても辞退する可能性があるだろう。」
「そんなに応募して決まらないのは
能力に問題ありなのでは?」

と思わせてしまいます。

ここでは3~4社程と
少なめに伝えましょう。

その上でどの企業も
“同業界・同職種”で応募している
ことを伝えましょう。

ここで異業界・異職種にも
応募していると答えた場合、
「この人は一体、何がしたいのだろう?」
とマイナスイメージを持たれてしまいます。

以上の事を伝えたのち、
応募企業が第一志望だと言うことを、
理由も踏まえて説明できるようにしましょう。

・プライベート編

【転職での面接対策】退職理由もスムーズに答えられる 30代女性の面接術

・「現在治療中あるいは過去に大病を患ったことはありますか?」

この質問は、応募者が

「健康かどうか」
「仕事に支障はないのか」

を、チェックしています。

そのため、
プライバシーの侵害だ、
コンプライアンス上問題だ、
と不愉快な気分になったり、
不機嫌な態度をしないようにしてください。

仮に、
転職後通院のため頻繁に休んだり、
休養で業務が遂行しないことになった場合、
企業側としては大問題なのです。

現在治療中、
または過去に大病を患ったことがあるのなら、
隠さず正直に伝えてください。

その場しのぎの嘘をついても、
入社後、せっかく転職を成功させても
自分が辛い思いをします。

結果として会社にバレた時、
大きな問題になるケースもあるのです。

「過去に一度○○と診断されました。
しかしその後、△△の取り組みをし、
完治しました。」

「数年前から○○と診断されましたが、
△△など、改善の努力を続け、
現在は、
月1回休日に経過観察に通院する程度なので
業務に支障は全くありません。」

など、普段から健康のための取り組みや、
絶対に仕事に支障をきたさない決意を
しっかりとアピールしましょう。

・「あなたのストレス解消法はなんですか?」

プライベートな質問にも聞こえますが、
ストレス対策も企業にとって
重要な課題なのです。

この質問では、
「ストレスが仕事に支障を与えないか」
「ストレスコントロール法を身に付けているか」
「性格が楽観的か悲観的か」
を、チェックしています。

元々楽観的な性格の場合、
あまりストレス自体溜まらない・感じないことを
過去のエピソードを盛り込んでアピール
してください。

さらに、
“困難な状況を楽しむ”くらい
前向きな意気込みを伝えれば好印象でしょう。

ストレスを溜めやすい人は、
強引にメンタルの強さをアピールしても
無理があります。

「休日は趣味のギターで仲間達と
音楽を楽しみ、リフレッシュしています。」

「ゆっくり半身浴することで、
ストレスも一緒にデトックスしています。」

など、ここは普段から行っている方法を
具体的に説明し、
ストレスコントロールができることを
素直に伝えましょう。

・「ご両親の介護が必要になったらどうされますか?」

100パーセント聞かれる質問とは
言い切れませんが、
30代にとってこの問題は、
いつ起きてもおかしくないことです。

仕事と介護の両立がいかに大変で、
業務に支障が出る事例を、
面接官は沢山見てきていることでしょう。

親の介護に追われている人を
企業もわざわざ採用したくないのが本音です。

ここでは、
金銭的な準備・介護施設の利用・
家族や親戚との連携・親との話し合いなど、
今からしっかり準備していて、
業務遂行に影響しないことを伝えましょう。

「両親共にまだ若いので、
当面は問題ないと思います。」

「その時になってみないとわからないので、
今は考えておりません。」

など、計画性のない回答はマイナスです。

しっかりとした取り組みを具体的に説明し、
面接官を安心・納得させてください。

・逆質問編「最後に何か質問はありますか?」

【転職での面接対策】退職理由もスムーズに答えられる 30代女性の面接術

ここまでは、
30代の転職面接で
企業側から投げかけられる
鉄板の質問を紹介しました。

全ての質問に回答し、
安心しきってはいけません。

「最後に何か質問はありますか?」

そうです。
企業側が応募者側に問う
“逆質問”です。

逆質問までに、

面接官が既に合格だと判断を下している場合は、

「応募者が気になっている部分を
解消してあげて、是非うちに来てもらおう。」

「辞退だけはされたくない。」

という思いから、
逆質問には真剣に回答してくれます。

合否は決めたが、
まだ面接官に若干の迷いがある場合は、
逆質問が最終判断の材料となってしまいます。

何か一つくらい質問するか…
程度の軽い気持ちで、
つまらない、いい加減な質問をしてしまったら、
結果、、大きな落とし穴が待ち受けています。

不合格と面接官がすでに
判断している場合、

逆質問の内容によっては、
そのジャッジを覆し、
逆転判断に持っていくことができるのです。

本当に伝えたかったこと、
まだ話足りなかったことを、
最後の逆質問でアピールするのです。

これをきっかけに急に話が弾み、
土俵際で合格を勝ち取ることも可能なのです。

では、この最後の難題“逆質問”の
効果的な回答例と、
言ってはいけないNG回答例を、
説明と共にご紹介いたしましょう。

・好印象を与える逆質問

まず、準備として、
最低5つは質問の用意を
しておきましょう。

面接中のやりとりで、
想定していた質問が解決してしまった場合、
1~2つの用意では
聞くことがなくなってしまいます。

そして、
逆質問は自分を最大にアピールできる場です。
時間の許す限り、
2つ以上質問する気持ちで臨みましょう。

・やる気をアピールする逆質問

ここでは、
やる気や熱意をアピールできる
逆質問例をご紹介します。

ポイントは、
「もし入社したら~」
という入社後のイメージを聞くことです。

• 「○○部門での一日の具体的な
タイムスケジュールを教えていただけませんか?」

入社後の具体的な業務の流れを聞くことで、
早く会社に馴染み、
即戦力として貢献したい意気込みを
アピールできます。

• 「内定をいただけた場合、
入社までに勉強しておくことがあれば
教えていただけますか?」

こちらも同様、
入社後すぐに即戦力として働きたいという
意志の強さと、前向きさをアピールできます。

• 「私と同世代の社員の方で、
活躍されている方はどのような方ですか?」

今活躍している人に、
追いつき追い越す気持ちで、
業務に取り組みたいという
やる気を最大限アピールできる質問です。

• 「○○様(面接官の名前)が仕事をしていて
やりがいを感じたことを教えていただけますか?」

面接官個人の良い記憶の回答となるので、
前向きに回答してくれます。
更に、その喜びを共に共感したいという
思いをアピールすることに繋がります。

・自分をPRする逆質問

次に、逆質問の中で、
さりげなく自分をPRできる逆質問例を
ご紹介します。

露骨にPRしてしまうと、
ただの自慢話になってしまいます。
“さりげなく”が大切です。

• 「○○の資格を取得していますが、
お役に立てる業務がございますか?」

具体的な資格や数字を示すことで、
自分の強みをアピールすることができます。

そして同時に、
“会社や業務に役立てたい”
という思いも伝えられます。

• 「皆で一致団結して戦うことに
やりがいを感じてきました。
採用していただけた場合、
配属先として考えられる部署の雰囲気など
教えていただけますでしょうか?」

入社後のイメージを膨らませると共に、
仕事での責任感や協調性を
アピールすることができます。

• 「○○で培った△△を活かしたいのですが、
御社でこのキャリアを活かすためには、
更にどのような能力が求められますか?」

これまでのスキルやキャリアを
PRすることができ、
更にステップアップを目指そうという
向上心を表わすことに繋がります。

• 「先ほど伺った○○に関してですが、
△△についてさらに詳しく
教えていただけないでしょうか?」

面接官の説明したことに、
深く関心をもって聞いているという
印象を与えられるので、
面接官も悪い気分にはならないでしょう。

更に、
面接中の内容をすぐ取り入れることで、
理解力や適応能力のアピールともなります。

・NGな逆質問

【転職での面接対策】退職理由もスムーズに答えられる 30代女性の面接術

逆質問は、
面接の中で応募者が唯一主導権を握って
発言することができる場です。

だからといって、
聞きたいことを好き勝手何でも聞いてよい、
というわけではありません。

質問内容、聞き方によっては、
最後の逆質問で、
墓穴を掘ることになりかねません。

ここでは、
逆質問で聞いてはいけないNG回答と、
どうしても聞きたい場合の上手な質問方法を、
例文を挙げながら説明していきたいと思います。

・「特にありません」

自分をアピールすることが
できる機会なのです。

何も返さないのは
非常に勿体ないです。

それ以上に相手から、
消極的で入社意欲がない人だと
判断されてしまいます。

もし、面接中に質問することができ、
不安な要素が全て解決しているのなら、

「面接の中で質問させていただきましたので、
今は特にありません。」

「○○について伺いたいと思っていましたが、
充分に納得できました。」

と回答しておけば問題ないでしょう。

いずれにせよ、
自分から逆質問を終わらせる、
拒否をすることは、絶対に避けましょう。

・ホームページを見ればわかる質問

「企業理念はなんですか?」
「主力商品はなんですか?」
「主な取引先はどのような企業ですか?」

このような質問は、
ホームページを見れば一発でわかります。

企業研究不足は明らかで、
本当にうちで働きたいのか?と
思われても仕方ありません。

志望する会社について、
さらに詳しく質問したい場合は、

「ホームページに○○とありましたが、
もう少し詳しく教えていただけませんか?」

のように、
事前に確認・準備をしており、
その中で気になる点を質問しているため、

強い入社意欲と、
再確認を怠らない信頼性を
アピールすることができます。

・福利厚生についての質問

「福利厚生はどのようなものがありますか?」
「宿泊できる施設はどのようなところがありますか?」

など、
いきなり福利厚生に関する質問をするのは
かなりタブーです。

当社に入社したい理由が、
業務内容ではなく福利厚生が目的では
信頼性に欠ける、

まだ実際働いてもないのに
自分が受けられる待遇にしか
興味がない人、

権利主張が強い人は、
当社より好条件な会社があったら
またすぐ転職するのだろう、

と最悪印象で終わってしまいます。

以上のように、
面接で福利厚生について質問するのは
おすすめできません。

どうしても
気になることがあるなら、
面接前に開かれる説明会で聞いてみるか、
転職エージェントを通して聞いてもらうなど、
面接当日に質問するのは控えましょう。

・残業時間や休暇についての質問

「長期休暇は取れますか?」
「残業はどのくらいありますか?」
「休日出勤はありますか?」

など、
いきなりストレートに聞いてしまうと、

残業・休日出勤を嫌がっている人、
仕事への意欲が足りない人
仕事に対する考え方が甘い人、

のような、
マイナスの印象を与えることになります。

しかし、
応募先の残業・休日出勤・休暇の有無
については、今後長く勤務したいと
望むのであれば、
やはり気になる大切な部分です。

どうしても逆質問で聞きたい場合、

「前職では、
時間内に効率よく仕事をするよう
心掛けて取り組んできましたが、
必要ならば、残業や休日出勤は
積極的に行ってきました。

部署や時期、個人差なども
あると思いますが
おおよその残業時間を
教えていただけますか?」

のように、
前職でも残業や休日出勤を行ってきた実績を
語ることで、仕事への熱意をアピールします。

さらに、
部署や時期、個人差により異なる前提で
質問することで、
相手への配慮を伝えることができるのです。

あくまでも、
積極的に仕事をおこなう姿勢を大切にし、
自分の欲求を出し過ぎないように
注意しましょう。

・30代女性なら聞いておきたい!産休・育児休暇についての逆質問

【転職での面接対策】退職理由もスムーズに答えられる 30代女性の面接術

30代の働く女性なら、
誰もが考えてしまうことがありますよね。

「結婚、出産をしても、
仕事を続けることができるのか?」

そうです!
30代女性の転職活動が大変な理由…。

それは企業側が、
「30代女性は仕事を覚えても
結婚、出産を機に会社を辞めるのでは?」
と、不安になるからです。

しかし、30代女性にとっては、
今後の自分の人生設計において
避けては通れない、
とても大切な問題です。

では、聞きにくいこの質問を、
悪印象を持たれず聞くためには
どのような伝え方をしたらいいのか、
例文を挙げて説明しましょう。

「現在結婚の予定はありませんが、
仮に結婚しても仕事を続け、スキルを高め、
御社に貢献していきたいと考えています。
御社では、子供を産んでも仕事を続けている
社員の方はいらっしゃるのでしょうか?」

ポイントはまず、
産休・育児休暇をすぐに取得する姿勢で
質問をしないことです。

次に、
長く勤務して会社に貢献したい姿勢で
質問することです。

一生、結婚・出産しません!では、
あまりにも極端すぎて不信感に繋がります。

大切なことは、
結婚・出産後も長く会社に貢献したい、
そのための質問であると、
企業側にしっかりと伝えましょう。

最後に、
現在産休・育児休暇を取得している
社員がいるか確認しましょう。

現社員の状況に質問を向けることで、
自分の考えや気持ちが先行しないので、
面接官も現状を教えてくれるでしょう。

しかし、
言葉のチョイスや
質問するタイミングを間違えると、
マイナスの印象を与える可能性もある
とてもデリケートな質問です。

ポイントをしっかり押さえ、
頑張ってチャレンジしてみてください!

• まとめ

【転職での面接対策】退職理由もスムーズに答えられる 30代女性の面接術

いかがでしたでしょうか。

30代女性の転職面接で、
相手に好印象を与え、
成功を勝ち取るためのポイントを
ご紹介してきました。

共通して言えることは、

“事前の準備を怠らないこと”

です。

自分がアピールしたいポイント、
苦手とするマイナスポイントを
自身でしっかりと認識し、
正しく相手に伝えることが
成功へのカギなのです。

ですが、
それ以上に最も大切なことがあります。
それは、

“絶対この会社に入社したい!”

という強い意志です。

この転職を強く望んでいるということを、
面接で後悔なく伝えて頂きたいのです。

そのためには、
面接を乗り切る術だけで戦うのではなく、
身に付けた術を自信に変え、
自然体の自分で面接に臨むことが大切。

この記事が、
面接を乗り切る術となり、自信となり、
皆さんの転職成功の力になれたら幸いです。

【職場の人間関係が面倒くさい!】仕事を辞めたいほどのストレス…そんなとき試してみたい状況改善のための30の工夫
こちらも合わせてご覧ください。

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uta

uta

バリバリ働くキラキラ女子に憧れる子育て中ママです。
女性が社会で闘う上で、ストレスはつき物ですね。
そんな皆さんが感じるモヤモヤやイライラを共感してもらえるような記事を書きたいと思います。

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