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2018年東京のおすすめの美術展7選! 【推しアート、推し展(覧会)を探そう】

2018年東京のおすすめ展覧会7選! 【推しアート、推し展(覧会)を探そう】

【推しアート、推し展(覧会)を探そう】

さぁ新年度が始まりました!

暦や時間は
まぁ人間が作った区切りでしかありませんが、
気持ちが新たになることは
悪いことじゃありません。

そこで
「新年度はどんなアートイベントが注目かな?」…
というところを筆者による
全くの独断と偏見と趣味と興味だけで概観してみました。

読者のみなさんがこの記事を読んでくださり、
実際に足を運び、そして楽しめるかどうかは
いっさい責任を持ちません(笑)、ごめんなさい!

正直なところ「あ、なんか面白そうだな…」という
好奇心だけでいまこれを書いています。

どうか悪しからず。

ともあれ今年度も
大注目の展覧会が目白押しですね。

ブリューゲル展は終わってしましましたが、
春以降はモネやルーベンス、フェルメールまで
見ることができる2018年度。

現代美術だって元気ですよ。

しかしそういった誰もが
耳にしたことのあるようなアーティストの大
規模なイベントは、黙っていても耳に入ってくるものです。

それはそれとして、
自分だけの「推しアート」もしくは「推し展(覧会)」、
今年はそうした心ときめく場所、
心癒す時間を見つけられたら素敵ですよね。

よーく知られた巨匠の展覧会がお気に入りだとして、
もちろん構わないのです。

アートシーンを楽しみつつ
感受性の幅が広がる喜び、探してみましょう。

【2018年の横山大観展】生誕150年!富士山など日本画の巨匠横山大観とは!?

「ルドン 秘密の花園」

筆者の個人的なアンテナが
セレクトした展覧会だけを紹介する本稿。

明らかな偏りに大変に恐縮しながら書いております。

筆者は実は何を隠そう「19世紀推し」でして、
この時代とアーティストがだいたい好きです。

御多分に洩れずルドンも
その時代の人になります。

丸の内は三菱一号美術館にて
「ルドン 秘密の花園」。

もう始まっていますね。

こちらでは先日まで
ロートレック展を開催していました。

パステルのまどろむような
柔らかな色合いの中に花や蝶が舞っています。

そうかと思うと
黒々しい哲学的な作品もあります。

沈鬱なモノクロームと
輝く色彩との対比が興味深く、
ただルドンのテーマはあくまで
「人間の内面」であって、

そのテーマの一貫性と表現の幅の広さを考えると
ますます惹きつけられますね。

ルドン 秘密の花園展覧会:音声ガイドは俳優・石丸幹二さん

「ルドン 秘密の花園」の展示をより楽しむ
オプションとしておすすめなのが
俳優・石丸幹二さんによる音声ガイド。

19世紀フランスの名曲たちをBGMに
ゆったりとした声に集中力も高まりそう。

【音声ガイド】
所要時間は約35分(¥520税込)。

ルドン 秘密の花園展覧会でのグッズ情報

会場の三菱一号館美術館では
展示「ルドン 秘密の花園」にまつわる
グッズの販売も行われています。

こちらは「展覧会図録」。(¥2300税込)
展示作品の写真や、その解説のほか
館長のインタビューなどの掲載も。

その他、作品画像が印刷された
アーティスティックなスカーフなども
あるそうですよ!

女子割でお得に観覧!

会場の三菱一号美術館は、
「アフター5(ファイブ)女子割」として
毎月第2水曜日の17時以降、

女性のお客様の当日入館料が一律1,000円という
お得なサービスもありますので
仕事帰りに訪れてみては。

館内のカフェでルドン展コラボメニューを堪能

三菱一号館美術館 1Fにある、
ミュージアムカフェ・バー「Café 1894」では
展覧会タイアップメニューがいただけます。

大人が楽しめる涼しげなカクテルは
フルーツの色合いがフォトジェニックなドリンク。

特に大人気なのは
「秘密の花園~グラン・ブーケ仕立て」。

たかぎせらさん(@k_sera_t)がシェアした投稿


絵画「オディロン・ルドン《グラン・ブーケ(大きな花束)》」を
モチーフに作られたこちらのスイーツ。
花びらがヒラリと落ちた美しい一皿です。

【展覧会名】ルドン 秘密の花園
【会場】三菱一号館美術館
東京都千代田区丸の内2-6-2
【開催期間】2018年2月8日(木)〜5月20日(日)
【休館日】月曜日(但し、祝日の場合、5/14とトークフリーデーの2/26、3/26は開館)

「ミラクルエッシャー展」(巡回展もあり)

「だまし絵」ってご存知でしょうか。
たとえばぱっと見たところ
変哲のない建築の絵、しかしよくよく見ると
階段が進行方向に360度回転しており、
現実では到底ありえない構造になっている。

たとえば
滝として水路から流れ落ちた水が、
さらに下へ流れ落ちるのではなく
いつのまにか同じ水路を辿って
水が下から上へと流れる摩訶不思議な絵。

エッシャーは
そんな楽しい間違い探しを描いた
20世紀を代表する奇想の版画家です。

でもそれは絵が間違っているだけはなく、
だまし絵に一瞬でも欺かれる
われわれ人間の眼と脳の間違いでもあるわけです。

しかし本展は
そうして騙してくる絵ばかりではありません。

エッシャーの作品を版画家としての
出発点から丁寧に紹介していく構成になっています。

個人的には幾何学模様が
次第に動物や建築などといった具体的なかたちへ
変化していく様子を描いた作品に非常に興味が湧きます。

コンピューターグラフィックなどない時代、
一枚の版画作品でこうも滑らかな
かたちの変化を表現できていたことに
多くの人がまず驚くでしょう。

眼で楽しむ不思議の世界、
堪能してみてはいかがでしょうか。

会場となる上野の森美術館は
金曜夜は20時まで開館していますので
お仕事帰りにぜひ。
(※入館は閉館の30分前まで)

また同展は東京を皮切りに、
大阪、福岡、愛媛を巡回します。

音声ガイドには芸人:バカリズムさん

今回ミラクルエッシャー展が
音声ガイド初挑戦というバカリズムさん。

一体どんな内容になっているのでしょうか。
ちょっと気になってしまいますね!

【音声ガイド】貸し出し ¥550(税込)

ミラクルエッシャー展の公式イメージソングにサカナクション!

ミラクルエッシャー展の公式イメージソングを担当するのは
人気アーティスト「サカナクション」。

ベストアルバム「魚図鑑」より、
『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』が
イメージソングに抜擢されました。

サカナクションの山口一郎さんは
画家の母をもち幼少期からエッシャーの作品と
触れ合っていたそうです。

エッシャーは唯一の趣味が
バッハを聴くことだったことから
この楽曲が選ばれたんだそうですよ!

【展覧会名】生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵
【会場】上野の森美術館
東京都台東区上野公園1-2
【開催期間】2018年6月6日(水)~7月29日(日)※会期中無休

「デザインあ展 in TOKYO」(巡回展もあり)

デザインってなんだか分かりますか?

グラフィックデザインが本業の筆者も
なかなか明快な一言で表現できない問いです。

そもそもデザインとかデザイナーという
呼びかたが「雑」なので
混乱を呼んでしまいます。

ポスターやパンフレットを作るグラフィックデザイナー、
商品のパッケージを考えるのはパッケージデザイナー、
電化製品をデザインするのは工業デザイナー、

このサイトをデザインしているの
はwebデザイナーですからね。

いやまだまだいろんな分野の
デザイナーがいますけれども。

ところでNHKの有名番組のコンセプトに
基づいたこの展覧会。

番組をご存知の方なら
きっと興味があるかと思います。

デザインとは誤解を恐れずに言うと
「知恵と工夫」ということなのですが、
もう百聞は一見に如かずです。

私たちの身の回りにはデザインされたもの、
ときには遊び心があるデザインであふれていて、
普段はあまり気がつかない。

そこに目を向けさせてくれる展覧会でしょう。

私たちの快適な暮らしは
デザインによる知恵と工夫で成立していることが
よくよく分かるイベントではないでしょうか。

日常にどっしり横たわるデザインの秘密を知ると、
日々の暮らしが驚きと感謝に満ちたものになりますから
意外と精神衛生にも良いかもしれませんね。

なお、当展覧会は富山県にも巡回します。

【展覧会名】デザインあ展 in TOKYO
【会場】日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
東京都江東区青海2-3-6
【開催期間】2018年7月19日 (木)〜10月18日 (木)
【休館日】火曜日(ただし、7/24、7/31、8/7、8/14、8/21、8/28は開館)

「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」

JOJO(ジョジョ)の奇妙な冒険、
知っていますか?

荒木飛呂彦氏による漫画作品なのですが、
もう筆者が子どもの頃から連載していますね。

かつて週刊少年ジャンプに連載されていた
超有名作品です。

いま同じ集英社の別雑誌にて連載中とか。

個人的な観測の範囲ですと
連載開始当初はジョジョに入れあげる男子小・中学生は、
クラスのなかでも比較的大人びた連中、
センスの良い連中、
いくらかスノッブでケレン味を愛するタイプの
人間たちだったように記憶しています。

とにかく昭和の少年漫画らしくない、
高い美意識とダンディズムに突き抜けていましたね。

画風、構成、セリフどれもが洗練されたバオレンスと
驚きに満ちた演出に彩られていました。

正直、時代がJOJOにやっと追いついた感があります。

主人公たる歴代のJOJOの
宿敵ディオの聡明な悪辣さは、
大人になったいま読み返しても
きっと震え上がると思います。

国立新美術館にて今夏開催予定、
漫画家として展覧会を開催するのは
手塚治虫以来というこの事実のみをとっても
その圧倒的な存在感が理解できますね。

【展覧会名】荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋
【会場】国立新美術館
東京都港区六本木7-22-2
【開催期間】2018年夏
【休館日】火曜日(祝日又は振替休日に当たる場合は開館し、翌平日休館。

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」

【大地の芸術祭2018 第2弾作家発表】「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」の参加作家、第2弾を発表いたします。11月に発表いたしました第1弾の作家に加え、企画展参加作家なども含めての公開となります。…

越後妻有 大地の芸術祭の里(十日町市・津南町)さんの投稿 2018年3月16日(金)

平たく言うとアートの野外フェスです。

3年に一度、新潟県の十日町市と
津南町にまたがる越後妻有地域を舞台に
世界最大級のアートイベントが開催されています。

新潟県の山深い里の自然を人の営みを
アートを用いてクローズアップするイベントと
筆者は理解しています。

「人間は自然に内包される」という理念を掲げ、
人間と自然をアートによってつなぎ合わせ、
そこに引き起こされる発見や好奇心、

ひいては深い理解へつなげようとする
試みでもあるかと考えます。

平たく言うつもりが
堅苦しくなってしまいましたが、
野外に、それも深い山里に大胆に投入された
アートの意外性たっぷりなロケーションと、

そこから感じ取れるものを
素直に受け取ればもうそれだけで
楽しめるのではないでしょうか。

「何だか分からないけど、面白い」
最初はそれで良いと信じています。

「なぜ面白いのか、なぜドキドキするのか」
自分の感性と考えかたを見つめるきっかけになれば、
それは意味のあることだと思います。

それでなくとも夏の新潟、
自然のど真ん中に抱かれて、
ひとたび彼の地を訪れたなら心の深いところまで
リフレッシュすること間違いなしでしょう。

【展覧会名】大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018
【会場】越後妻有地域(新潟県十日町市・津南町)
【開催期間】2018年7月29日〜2018年9月17日
【交通アクセス】関越自動車道「六日町IC」より車で20分〜1時間 ※スポットによる

「ムンク展」

またまた19世紀ですね、ごめんなさい。

ムンクといえば「叫び」、というくらい
アートに普段あまり馴染みがない方でも
どこかで目にしたことがある、
良くも悪くも広く広く知られたアーティストです。

そういう側面では
ピカソと双璧をなすとも言えるかもしれません。

ところであの「叫び」という作品は
実は複数枚存在します。

いろんなバリエーションの
「叫び」があるわけです。

そのうちの1点がこの秋日本へやってきます。

あの有名な絵の中心で、両耳を手で押さえ
大きく黒い目を見開いている人物。

彼(彼女?)が叫んでいるわけでは
ないようですね、本当のところ。

彼の恐怖におののいた表情は、
叫んでいるのではなく「叫び」を聞いて
怯えているからだと言われています。

ではいったい何を聞いたのでしょうか?

ムンクは決して
幸せな生い立ちではありませんでした。

母親や姉を早くに亡くし、
恋人とのいさかいも絶えず、
常に「愛と死の不安」に取り憑かれていた
と言われています。

そして「叫び」は
ムンク自身の体験をもとにしてる言われています。

謎の叫びをムンク自身が聞き、
作品として描いた。

その叫びとは
「自然を貫く果てしない叫び」
であるとされています。

またそれを通じてムンクは
「生命のフリーズ」をテーマとして
「叫び」を含む多くの傑作を生み出してきました。

…難解ですね。

ここからは筆者の勝手な推測ですが、
「自然を貫く果てしない叫び」には人の心の恐ろしさ、
死への意識とその不条理、
生きて愛することの呪わしいほどの無意味。

そういったもの全てが含まれているように感じます。

それらを叫びのように感じ取った時、
われわれの意識や思考は一瞬フリーズし、
命の生き生きとした営みが
ほんの短いあいだだけ凍りつく。

そんなふうに考えます。

【展覧会名】ムンク展
【会場】東京都美術館 企画棟 企画展示室
東京都台東区上野公園8-36
【開催期間】2018年10月27日(土)〜2019年1月20日(日)
【休室日】休室日月曜日、12月25日(火)、1月1日(火)、15日(火)
※ただし、11月26日(月)、12月10日(月)、24日(月・祝)、1月14日(月・祝)は開室

【行列が苦手、ゆっくり鑑賞したいあなたにピッタリ、常設展】

こうして記事に取り上げたり、
大小さまざまなニュースになるのは主に
「企画展」と呼ばれるものです。

本稿でもここまで
企画展だけを紹介してきました。

しかしかなり多くの美術館や
それに類する施設には「常設展」と呼ばれる、期
間を定めずに所蔵作品を日常的に
展示している展覧会があります。

これだけアートイベントを紹介しておいて

「大混雑の有名企画展に
長い時間並ぶのは面倒ですね」と言ってしまうのも
何だかおかしな話かもしれませんが、

予定を空けて意気込んで出かけなくたって
「ふらりと寄り道感覚で」足を運べるアートがある…
ということは知っておいて損はありません。

東京でおすすめの常設展!

注目の常設展といえば
都内ですと国立西洋美術館

国立西洋美術館さんの投稿 2011年2月27日(日)

こちら建物自体が世界遺産なんですね。

それだけで一見の価値ありです。

中庭にはロダンの有名な彫刻「考える人」や「地獄の門」、
館内に足を踏み入れたらそこには
印象派の巨匠モネ、近代写実主義の
大御所クールベの作品が迎えてくれるという豪華さ。

この他にも注目の作品が数多くあり、
お値段は入館料500円!

思わずテレビショッピングみたいにお伝えしたくなる、
これだけのアーティストの作品に出会えて
コスパ抜群と言わざるを得ませんね。

国立西洋美術館
【開館時間】9:30〜17:30
金曜日 常設展・企画展とも20:00まで
土曜日 常設展は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
※閉館時間は変更することがあります。
【休館日】毎週月曜日および年末年始(12月28日〜翌年1月1日)
■ 月曜日が祝日または振替休日の場合は開館、翌日休館
■ その他、臨時に開館・休館することがあります。

 

【アートが分からない】芸術って本当に価値があるの?という疑問がある方へ

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レイン

レイン

若いころは美術教育を真面目に学ばずに哲学や文学に溺れていました。今はグラフィックデザイナーとして糊口をしのぎながら頭に浮かんだことを書いています。