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十二国記あらすじ紹介~いまさら聞けない初心者さんへ~2019新作情報も集めました

十二国記アイコン2

十二国記シリーズと呼ばれている
日本の誇るファンタジー小説をご存知ですか?

小説家・小野不由美が送る
十二国という異世界を舞台とした
超・骨太な中国風ファンタジー。
あらすじを把握するのも紹介するのも一仕事。

そんな
十二国記シリーズの最新作が十数年ぶりに
2019年10月12日に刊行されるので、今、全国の
十二国記ファンと書店がそわそわうきうきと
沸き立っているのです!
筆者も実はその一人。
新刊発売のニュースを知った日から
うずうずしながら発売日を待っておりました。

というわけで今回は
十二国記シリーズを読んだことのない方へ、既刊の
あらすじと魅力を、力の限りご紹介いたします!
可能な限りネタバレは控えますから
安心してお読み下さい!

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Contents

【十二国記とは?】あらすじ紹介の前に

まずは
十二国記シリーズの概要をさらっとご説明
いたします。特に読む上で必要ではない情報も
若干混じっておりますが、
予備知識として知っておくと
より楽しめるかもしれません。

十二国記はシリーズ累計1000万部突破!
骨太ファンタジー

 

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1991年に執筆された『魔性の子』を皮切りに
当時のティーンズをはじめとした
世のファンタジーファンを夢中にさせた
中国風異世界ファンタジーシリーズ
十二国記

なんとシリーズ発行部数が
累計1000万部を突破したそうです。
ちなみに8月末に確認した時点では
900万部突破とありました。
増えてる。

舞台は古代中国風の、
神仙が実在し、妖魔が跳梁跋扈する異世界です。
十二の国が存在し、
それぞれの国の物語を描いているので
この作品群をまとめて「十二国記」と呼びます。

この異世界は地球と重なり合っていて
時折起こる「蝕(しょく)」という天災により
地球人と十二国人が
それぞれの世界に流されてしまいます。
十二国記の物語の多くは、この
蝕に流された人を主人公として語られています。

十二国記最大の魅力
他に類をみない設定の重厚さ

世界の成り立ちや異世界の地理文化に言及する
ファンタジーは数多くありますが
政治にまでここまで踏み込んだファンタジーは
そう多くはありません。

国とはなにか、王とはなにかを問いかけながら
運命を受け入れる難しさと喜びを描いた
骨太ファンタジー。
それが、
十二国記シリーズなんです。

▽十二国記の他にも長編ファンタジーをお探しの方はこちら
秋の夜長におすすめなファンタジー小説を紹介!

十二国記の土台は
C.Sルイスの『ナルニア国物語』!?

 

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『ナルニア国物語』といえば
全世界にファンの多い児童向けファンタジー。

実は
十二国記シリーズの作者小野不由美さんは
十二国記の世界を紡ぎはじめるまで
ファンタジー小説を書いた経験がなく
「ファンタジーとはどういうものだろう」
という視点で
ナルニア国物語を読み込んだとか。

まさか初ファンタジー
ここまで人気のシリーズになるなんて
誰が予想したでしょう。

さて、そんなナルニア国物語といえば
キリスト教の創造神話を取り入れた
西洋風ファンタジー。
物語の中に神話伝説のキャラクター
取り入れるという手法は
ファンタジーにはよくありますね。
小野不由美さんもその点を踏襲しているようです。

十二国記は中国風ファンタジーですが
古代中国政治や思想
山海経(せんがいきょう)という
古代中国の奇書を参考にしています。

そのため、物語のディティールが超リアル
これもまた
十二国記シリーズの面白さのひとつです。

ただ、ナルニア国物語は
完全なる善と悪の戦いを描いているのに対し
十二国記自分との戦いに重きを置いており
当時の王道ファンタジーに比べて
少し異質な存在でした。

それについては
次の項で詳しくご説明いたします!

十二国記は
中国風異世界ファンタジーのパイオニア

 

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十二国記のエピソード0と呼ばれる
『魔性の子』が上梓された1991年

当時の日本は
『ロードス島戦記』や『スレイヤーズ!』など
RPGをもじった西洋風ヒロイックファンタジー
主流でした。
ヨーロッパ風主人公の勇者が魔王を倒す
という筋書きですね。

そんな中に突如として現れた、
古代中国の幻想的な世界観を持つ
異世界ファンタジーが
十二国記だったのです。

今や中国風ファンタジーといえば
一定のジャンルが確立しておりますが、
そのパイオニアがこの十二国記シリーズ。

また、
舞台設定が特殊なだけではありません。
従来の
「絶対的な正義(勇者)と完全悪(魔王)が戦い
正義が勝利をおさめる」という
ヒロイックストーリーとは違い
「己の正義を探す」
というテーマを軸に物語が進みます。

日本ファンタジー史に
新たな一石を投じた作品でした。

十二国記を知るための重要ワード

 

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そんな
十二国記の世界観にひたるため、
そして次章のあらすじを読みやすくするために、
十二国記を知るための重要ワード
いくつかご説明いたします。

あらすじ中に不思議な語が出てきたら
こちらに戻って探してみてください。

天帝(てんてい)
十二国を治めるこの世界の最高神にして創造主。
十二国の世界を創り
天綱(てんこう)と呼ばれる
世界全体が守らなければならない
を定めたとされています。
この天綱は守らないと最悪死にます
しかし天帝の姿を見たものは誰もおらず
存在に懐疑的になる人も多数います。

麒麟(きりん)
某ビールではありません。
一国に唯一存在する最高位の神獣です。
人型になったり獣型になったりします。
王が死んだ後に麒麟が新しい王を選定することで
次の王朝が始まります。
それ以外に王になる方法はありません。
王がいないと妖魔の出没が増えてきて
人々がハイペースで死んでいくので
新しい王の選定は急務です。
王の選び方は半ば本能的なもので
麒麟の自由意思では選べません。

王(おう)
麒麟によって選ばれ
天帝に代わって国を統治する存在です。
老若男女、年齢も問わず、
次にどんな人物が王になるのかは
天帝以外分かりません。

 

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麒麟と王になる契約を交わすと、その人物は
人として死に、それ以降は神となります。
国を傾かせない限り
不老不死です。
若干の人柱感も否めません。
ちなみに王に選ばれる人物は
皆、名君、賢君の素質があると言われていますが
短命の王も多いのが実情です。

蝕(しょく)
十二国世界と
地球世界(蓬莱、崑崙と呼ばれます)が
一瞬繋がってしまう天災です。天災なので物理的被害が双方の世界に甚大です。
いろんな天変地異が一気に起こるので
地域によっては
蝕により流されてきた
海客(かいきゃく)山客(さんきゃく)
という呼び名の異世界人を
忌み嫌って差別するところもあったりします。
なんという理不尽。

卵果(らんか)
数あるファンタジーの中でも特に異色の設定です。
十二国の生き物はすべて
人間も妖魔も麒麟も動植物も
卵から生まれます。
しかもその卵は木に生(な)っています。
この木に生る卵が卵果です。
女性が出産しないので
現代にあるようなジェンダー観がないというのも
この物語のポイントです。

胎果(たいか)
本来は十二国のどこかで生まれるはずだった
人間の卵が、
さきほど紹介した天災
「蝕(しょく)」に巻き込まれ、
蓬莱(日本)や崑崙(中国)に流されると
地球の女性の胎内に宿り
そのまま生を受けることがあります。
そして、その人が、また蝕によって十二国世界に
戻ってきた場合の呼び名が胎果です。
作中でも重要なキャラクターが胎果なので
覚えておきたいワードです。

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【十二国記のあらすじを紹介!】

それでは十二国記シリーズから
これは読んで欲しい!という作品を
いくつかご紹介いたします。
極力ネタバレは避ける方向でいきますが
勘の鋭い方にはわかってしまうかもしれません。
ご容赦下さい。

【十二国記あらすじ紹介】月の影 影の海

 

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ある日どこにでもいる女子高生
見知らぬ男に無理やり連れられて異世界へ…

こんな出だしであらすじを書くと
よくあるファンタジーのようですね。
今流行の異世界ファンタジーならば
元々持っていた知識や能力を生かしたり
転生・転移する前にチート能力が備わって
異世界無双するなんてストーリーになりますが
この物語はそこまで甘くありません。

異世界へ連れていかれる普通の少女
…どのくらい普通かといいますと。

親に言われたとおりの高校に進学し、
ダイエットに悩み、
いじめを見てみぬふりをしながら
真面目な顔で優等生を気取るような、
どこにでもいる女子高生です。

ちょっとドキッとしますよね。
この少女、中嶋陽子
生身の10代女子像そのものなんです。

世界を変えるほどの能力なんて持たないまま
文化も生活水準も全てが違う世界
そんなところに着の身着のままで放り込まれたら
普通死にますよね?
しかもその異世界では
絶えず妖魔が襲ってきます。
死にますよね?

陽子は辛うじて死を逃れますが
そこからも苦難の連続
助けてくれたと思った人には裏切られ
海客だからと差別され
同じ海客からも裏切られ…
肉体的にも精神的にもボロボロです。

そしてなによりも
人や妖魔が次々と苛む孤独な旅の中
陽子は自分の心の弱さとも
戦わねばなりませんでした。

「他人が裏切るなら自分も裏切ったっていい」

そう考えてしまった
普通の女子高生、陽子。
果たして自分の弱さに
打ち克つことができるのでしょうか。

数々の苦難に見舞われた
普通の女子高生の物語の結末
胸が熱くなりますよ。

【十二国記あらすじ紹介】風の万里 黎明の空

 

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『月の影 影の海』に続き
陽子が主人公となる物語です。
また、
明治時代に日本から十二国に流れ着き
飛仙の下女として生きる海客の鈴(すず)と、
芳国の元王女である祥瓊(しょうけい)
物語でもあります。

宮廷内の政治に辟易する陽子

国を傾けた王の、その娘として
引き取り先でいじめられる祥瓊

世界になじめず、パワハラを受けるも
行く場所のない

三者三様に辛い運命を辿る彼女達ですが
この物語は彼女達を
ただの可哀想なヒロインにさせてくれません。

例えばは、自身の状況を改善しようと
行動を起こしません。誰かに助けてもらう
ことを夢想しながら自分をなぐさめるだけの日々。
自分のことのようで胸が痛くなりませんか。
筆者はなります。

また祥瓊
なぜ、王だった父が失道したか、
なぜ、自分がいじめを受けるのか、
深く考えず、そのために苦しむことに。
「王の娘としての役割など誰も教えてくれなかった
教えられてこなかったから私は悪くない
他人に責任転嫁したりも。
こちらもちょっとぎくりとします。
きっと私だけではないはず。

こういった主人公達の「弱い部分」
リアリティでもあり
成長物語としてのカタルシスにつながります。
後半はかなり気持ちのいい読後感。

ちなみに陽子の成長は
実際に読んで確認していただきたいと思います。
ひたすら恰好いい
この物語屈指のイケメン女子が爆誕しています。

道を迷いながらも成長していく三人の少女の物語。
現代の女性の心情に肉薄しているだけに
感情移入して没頭できる物語です。

【十二国記あらすじ紹介】風の海 迷宮の岸

 

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こちらは麒麟が主人公の物語。
上述の二作品に比べて血なまぐさくない上に
十二国の世界観を詳しく知れて、
比較的心穏やかに読めます。
比較的。

主人公の泰麒(たいき)は戴国の麒麟で
10歳の少年です。卵果の時に
蝕によって蓬莱(日本)に流されましたが
なんとか十二国の世界に戻ります。
戻ってくる前は家族から冷遇されてきた泰麒。
そんな彼が、生まれるはずだった場所に戻り
戸惑いながら次第になじんでいく過程が
なんともほっこりします。

しかしやっぱり
ほっこりだけで話は終わりません。
麒麟には一国の王を選定
その後は王の政治を助けるという責務が。

甘えられる存在がおらず精神的に不安定な中で
重大な任務をこなさなくてはいけないという
プレッシャーと戦いながら
自分の運命を受け入れて成長していく泰麒の姿は
目頭に熱いものがこみあげます。
母性が爆発します。

【十二国記あらすじ紹介】黄昏の岸 暁の天

 

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こちらは前述の泰麒の物語から数年後。
戴国がメインの物語です。
ほのぼのとした泰麒の物語から一転、
戴国は波乱の渦中にありました。

なにせ王と麒麟が行方知れず
王が玉座にいないことで
妖魔が出没し天災が頻発し
国は荒廃していく一方です。

あれだけ『風の海 迷宮の岸』で
仲良く頑張ってきた登場人物たちが
傷つき殺され姿を消していく…
むごい。

その上、
ようやく見つけ出された泰麒
無事とはとても言えず、
も居場所がわからない。
とはいえ、王は死んではいないようで
新しい王も選べず、国は荒れ続ける。

物語はなんとここで終わっている
んです。

戴国が中心となるストーリーですが
陽子を初めとした
これまで各巻に登場した主要人物
顔を出したり話に出てきたりと
シリーズの終わりが近づいているんだな感
盛りだくさんです。

この本を読み終わった読者は、
「次の巻はいつ発売するのか」
「早く読みたい」
と思って本を閉じたことでしょう。

ファンはこの話の続きを待ちました。
待ちに待って18年。
ついに2019年10月12日に!
物語の続きが読めるのです!!

気になる次巻については
次のページでご紹介いたします!

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ライター紹介 ライター一覧

紙山 弥実香

紙山 弥実香

図書館勤務経験を持つ趣味人。
自宅の本棚は分類番号と作者の名前あいうえお順で並べることをポリシーとしている。将来自宅に壁一面の書庫を作ることを目標に日々節約している。

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