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【2018年注目の現代美術家】「スイミング・プール」で知られるレアンドロ・エルリッヒによる展覧会:見ることのリアル が森美術館で開催!

【2018年注目の現代美術家】「スイミング・プール」で知られるレアンドロ・エルリッヒによる展覧会:見ることのリアル が森美術館で開催!

(アイコン画像/版権 : tktktk 場所/金沢21世紀美術館)

今秋から来春にかけて、
東京・森美術館では、
新進気鋭の若手アーティストの
展覧会を開催します。

そのアーティストとは、
レアンドロ・エルリッヒ。

聞きなれない名前だと
感じる人も多いかもしれませんが、
彼は今、現代アートの分野で、
世界的に大注目される人物なのです。

日本での注目度も高く、
金沢21世紀美術館に恒久設置されている
彼の作品「スイミング・プール」を目当てに
同館に訪れる人も多いのだそうです。

独自の世界観で、
みる側の感覚をゆさぶる
レアンドロ・エルリッヒ氏と、

森美術館で11/18より開催予定の
作品展について、
ご紹介させていただきます。

【仏女入門♡】仏像の超!基礎知識 と イケメン仏像セレクション! 今日から「仏女」になる! 
こちらも合わせてご覧ください!

アルゼンチン出身のアーティスト レアンドロ・エルリッヒとは?

レアンドロ・エルリッヒ氏は、
南米アルゼンチン、ブエノスアイレス出身の
アーティストです。

現在はブエノスアイレスと
ウルグアイ、モンテビデオを拠点として
活動しています。

アルゼンチンといえば、
タンゴやラテン音楽が有名。

広い国土に、草原地帯や熱帯、
アンデス山脈や南極に近い氷河など、
多彩な地域を擁し、

近年は
政治情勢が安定しつつあるものの、
幾多の動乱を乗り越えてきた、
ダイナミックで骨太な国。

筆者にはそんなイメージがあります。

この国で生まれ育った
レアンドロ・エルリッヒ氏の作品が、
今、日本をはじめ世界中で
話題を集めています。

レアンドロ・エルリッヒ氏とは、
いったいどんなアーティストなのでしょう。

まずは彼について、
かいつまんでご紹介させていただきます。

世界から注目される若手現代美術作家

レアンドロ・エルリッヒ氏は、
1973年生まれ。
世界的なアーティストとしては、
かなり若手ですね・・・!

2000年にアメリカで行われた
「ホイットニー・ビエンナーレ2000」
にてデビュー。

「ホイットニー・ビエンナーレ」とは、
ニューヨークのホイットニー美術館で、
2年に一度行われる大展覧会。

現代美術の祭典ともいわれ、
アメリカで最も創造力に富む
アーティストを支援、発掘してきたことで
知られています。

本国ではもちろん、世界から
注目される展覧会なのです。

アメリカ人でなければ出展資格が得難く、
閉鎖的な一面もある展覧会だそうですが、
ここでデビューを飾ったレアンドロ氏は、
かなりの逸材であることがわかりますね。

レアンドロ氏はその後も、
2004年にはブラジル・サンパウロ、
その4年後にはリバプールにおける
国際展に参加。

また2011年には、フランスはパリの
ポンピドゥー・センターで開催された
「パリ・デリー・ボンベイ展」にも出展。

ポンピドゥー・センターは、
現代美術、音楽、ダンス、映画など、
多ジャンルのヴィジュアル・カルチャーの
発信拠点として有名ですね。

この「パリ・デリー・ボンベイ展」では、
近年日本のアート界からも注目され、
人気上昇中のインド人女性写真家、
ダヤニータ・シンをはじめ、

今をときめくアーティストたちの作品が
一堂に会し、話題となりました。

レアンドロ氏は、日本での活躍も多く、
2006年、2012年には新潟で開催された
「大地の芸術祭
越後妻有アートトリエンナーレ」をはじめ、
2010年の「瀬戸内国際芸術祭」などに参加。

「越後妻有アートトリエンナーレ」は、
同地域の約762㎢におよぶ広大な土地を会場に、

毎回世界中から、数百人のアーティストが集まり、
地域住民と協働して、作品を制作するという
壮大な野外芸術展です。

「瀬戸内国際芸術祭」も、
日本が誇る、一大アートイベントですね。

日本人では、
世界的に活躍する建築家・安藤忠雄や、
羽田空港ターミナル内を飾るアート作品の
制作者としても有名な千住博、
デザイナーのコシノジュンコなど、
錚々たるメンバーも参加しています。

目覚ましく活躍するレアンドロ氏は、
2014年には、金沢21世紀美術館で
日本初の個展を開催しました。

同館には、
彼の名を日本国内に広めた作品、
「スイミング・プール」が
恒久的に設置されています。

では彼の作風に触れる手始めに、
この「スイミング・プール」について、
ご紹介しましょう。

美術館にプール? レアンドロの「スイミング・プール」

金沢21世紀美術館でみることができる
レアンドロ・エルリッヒ氏の作品
「スイミング・プール」は、
この美術館の光庭に設置されています。

絵画でも、彫刻でもないアート。

パッと見は、屋根のない、
一般的な屋外プールです。

プールなので、
しっかりとその位置に固定され、
動かすことはできません。

つまり
建築物として存在しているわけです。

美術館にプール?と思いながら、
プールサイドに近づき、

上から中を覗くと・・・

波立つ水面の奥、水中に
動く人影を発見・・・!

81gelbさん(@81gelb)がシェアした投稿

そう、プールの水は、実際には
透明ガラス上に深さ約10cmの水が
張られているだけのもので、

プールの中は、美術館内のスペース、
水色の空間となっているのです。

プールを見下ろし、
水中に人影を見つけたときの驚き、
館内から水上を見上げる眺め・・・

そんな多様な経験を展開するのが、
この作品の意図だといわれています。

仕掛けに気付いた人は、
なんとなく楽しくなって動き回ったり、
ガラスの向こう側に思わず手を振ったり。

みる人が自ずと、
作品と積極的に関わろうとしたり、

さらに、
見る人同士の関わりをも生じさせる
作品となっています。

インスタグラムが席巻するこの頃、
このプールの「水中」では
まさにインスタ映えする写真が
撮れそうですね・・・!

体験を生み出す「インスタレーション」って?

「スイミング・プール」をはじめ、
彼の作品は主に、

建築作品、
インスタレーションアートであることが
特徴です。

「インスタレーション」って何?
と思う人もいるかもしれませんね。

ちなみにSNSのインスタグラムは、
「Instant Telegram」を
略した造語ですので、

関連性はナシです。

インスタレーションは、
比較的新しいアートの表現形式で、

オブジェや装置をスペースに設置して、
空間全体を作品として表現し、
みる側に体験させる芸術です。

日本でも、
水玉模様でおなじみの草間彌生さんや、
女子にも大人気の奈良美智さんなどが、
インスタレーションを多く手がけているので、
馴染みがある人も多いかもしれません。

インスタレーションの会場では、
映像や音楽を流し、総合的な芸術作品を
構成することもあります。

制作に使われるものは、
絵画、彫刻、既製品、廃品など何でもあり。

設置場所も、屋内・外を問わず、
個人の住宅であったり、
公的な施設であったり、

制約がない
自由なアートといえます。

作品のなかで、みる人が
どのように感じ、揺さぶられるか・・・
体験そのものを生み出す、表現形式なのです。

なんだか楽しい!独自の作風 私たちも作品の一部になる?!

先述の「スイミング・プール」では、
服を着たままプールの中を歩くかのような
感覚に陥ったり、

リノリウムにデジタルプリントした作品、
「建物」の壁面には、
軽業師のようにぶら下がる人々が
見られたり・・・

以前どこかで見たことがあるような、
誰もが知っているような風景にしかけた
トリックが、不思議な光景を生み出す
レアンドロ・エルリッヒ氏の作品。

その空間に訪れた人々が入り込み、
自ら作品の一部になって鑑賞できるなんて、
一種のテーマパークのようで、
かなり面白そうですね!

エルリッヒ氏は、自作を
「日常に潜む窓」と捉え、
「みる者の目を、新しい世界に向けさせ、
現実の構造・成り立ちについて
考えることを促したい」と語っています。

トリックの不思議さを楽しみながら、
体験を通して、

知っているはずの現実は、
実は視点を変えれば
全く違う世界となることに気付く・・・

そんな面白さが、エルリッヒ作品の
醍醐味なのかもしれません。

森美術館で開催!レアンドロ・エルリッヒの大規模個展

ご紹介したレアンドロ・エルリッヒ氏の
大規模個展、

「レアンドロ・エルリッヒ展
〜見ることのリアル〜」

が東京六本木の森美術館で開催されます。

会期は2017年11月18日(土)から、
2018年4月1日(日)まで。

会場:森美術館(東京都港区六本木6-10-1)
六本木ヒルズ森タワー52階・53階

開館時間:
月・水~日10:00~22:00(最終入館 21:30)
火10:00~17:00(最終入館 16:30)

レアンドロ・エルリッヒの24年に渡る活動の全容に迫る展覧会

今回の展覧会は、国際的に活躍する
レアンドロ・エルリッヒ氏の、
世界でも過去最大規模の個展です。

人気の「建物」シリーズのほか、
1995年から今年までに制作された
作品のうち、約40点が紹介されます。

展示作品には、
大型インスタレーションのほか、
映像作品も。

そのうち8割が、日本初公開!
とっても楽しみですね・・・!

森美術館で、不思議なエルリッヒマジックを体験!

レアンドロ・エルリッヒ氏の作品は、
視覚的錯覚や音の効果を巧みに使い、
みる人の常識を揺さぶりかけてきます。

訪れた人は、
一見どこにでもあるような
見慣れた風景に目を凝らし、

水がない水面に舟が浮かんでいたり、
人々が壁に、
色々な格好で張り付いていたり・・・

そんな異様な光景を目にし、
驚き、戸惑い、思わず笑みを漏らしたり。

しだいに「この光景は現実・・・?」
と疑いの念が湧き起こり、

いつの間にか、自分の目がいかに、
習慣に囚われて物事を見ているか、
気付くのかもしれません。

アルゼンチンという多様で複雑な風土の中で、
自己のアイデンティティを模索してきたであろう、
レアンドロ氏の自問のような、

「目で見えることの何がリアルなのか?」

という問いかけが、聞こえてきそうです。

ちょっとドキッとしますが、
そんなマジックもぜひ体験してみたく
ありませんか?

デートにもオススメ♡ 森美術館周辺も魅力いっぱい

森美術館は、
六本木ヒルズ森タワー52階、53階に
ある美術館です。

同ビル52階には、
六本木ヒルズ展望台・東京シティビューも
あります。

ここは言わずと知れた東京の中心。

しかも、
海抜250mの屋内展望回廊&海抜270mの
屋外展望回廊「スカイデッキ」を
併設した、超高層の展望施設!

ぜひ、デートで訪れたい!と
恋する女子なら心惹かれる
スポットですよね・・・!

ちなみに筆者は高所恐怖症でもなく、
「タワー的スポット=デートの鉄板」派。

たとえあなたもしくは彼が
高い場所が苦手だとしても、
好きな相手と一緒なら、
きっと楽しめることでしょう♡

夕闇が降りてくる時刻からは、
もちろん夜景も堪能できます。

屋上階の「スカイデッキ」は、
これからの季節、ちょっと寒そうですが、
デートであれば彼との距離を縮める
チャンスにもなりそう。

六本木ヒルズのすぐそばには、
4300㎡の敷地を誇る、
毛利庭園もあります。

池や滝、渓流、川のせせらぎなど、
癒しの水辺が間近です。

11月中旬~末頃にかけては、
庭園内のモミジやイチョウなどの木々が、
鮮やかに紅葉し、見ごろとなります。
都会の只中で、紅葉も満喫できるなんて、
うれしいですね・・・!

紅葉が始まるのと時期を同じくして、
11月の半ば過ぎからは、
クリスマス用のイルミネーションも
スタートします。
時間は17:00~23:00の間。
紅葉+イルミネーションの組み合わせも
幻想的で素敵ですよ・・・!

この界隈には、ショッピング・散策も楽しい
けやき坂通りなどもあり、
デートにうってつけですね。

アート鑑賞とあわせてぜひ、
出かけてみましょう。

【東京・国立新美術館「安藤忠雄展―挑戦―」】挑戦し続ける建築界の巨匠・安藤忠雄の歩みに迫る
こちらの記事もおすすめです。

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makiko

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芸術系大学出身。アート・恋に夢中だった学生時代、ヒールの高い靴を愛した独身時代を経て、現在はライター、イラストレーターとして活動するアラフォーママ。