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【2019・猫】愛猫のノミを完全に駆除!その予防と対策も併せて紹介。

愛猫のノミを完全に駆除/アイコン

 

暖かい季節になると発生するノミやマダニ。
TVなどで布団についている
動くノミやマダニなどの映像を
目にしたことはあるのではないでしょうか。

ウニョウニョと動く姿。気持ち悪い!
想像しただけで体が痒くなりそう…
そんなノミやダニ。駆除しないとあっという間に
増えてしまいます。

猫はノミやマダニに狙われます。
猫の柔らかい皮膚にくっつき、
血を吸って寄生するノミやマダニ。

「痛い、痒い」と言葉に出して伝えることが
出来ない猫…
刺されると強い痒みが出るのでストレスも感じ、
かわいそうです。
完全に駆除したいですよね。

ノミ、ダニの寄生に気づくのが遅くなると
さまざまな病気を発症する場合もあります。

そこで、今回はきまぐれな猫大好き!
猫のことを熟知している私が
愛猫のノミの駆除方法や予防対策、
ノミ取りの方法について
まとめものをご紹介します。

【2019・猫】キャットフードをランキングで紹介!!愛猫におすすめしたい安全なキャットフード。

Contents

猫につくノミ、マダニについて

猫につくノミとは

猫につくノミ。
体長は2~3mmくらいの大きさ。

一匹につき1日に4個~20個ほどの卵を
産むと言われています。

ノミは、卵→幼虫→さなぎ→成虫と
4段階の成長過程があります。

駆除したくてもなかなか完全に駆除できない
理由は、この4段階の過程で
あまり効かない予防剤や駆除剤があるから…
と言われています。

暖かくなる春から夏にかけての季節、
そして湿度が高いほどノミは活発に活動し、
たくさん繁殖します。

ノミの成虫は、草むらや砂場に発生します。
そして猫の体につき、そこで卵を産んで増殖します。
卵は早くて2日ほどで幼虫になり、
あっという間に増えてしまう寄生虫です。

ノミはとても早いサイクルで成長し、
室内であれば年中繁殖する虫。
駆除したつもりでも全然出来ていなかった…
というケースがあります。
愛猫のノミを完全に駆除−1

猫につくマダニとは

ノミと同じく、猫の体にくっついて寄生するマダニ。
マダニは足を8本持った節足動物です。

大きさは2~3mmですが、血を吸うと
膨れて大きくなるので、
裸眼ですぐに確認することができます。

マダニの成虫は、草むらや
山の茂みなどに生息しています。
また、庭や公園や河原にも生息するので
ちょっとした外出でも
猫の体にくっついてくるので
猫が外へ出てしまったときは要注意です。

ノミ、マダニが原因で起こる病気

ノミ、マダニが原因で引き起こす
さまざまな病気があります。

▲アレルギー性皮膚炎

アレルギーの元は、ノミの唾液と言われています。
刺されると酷い痒みを伴い、
皮膚は赤くただれて皮膚炎を起こします。
痒くて掻きむしり、傷を作ってかさぶたになっていて
初めて気がつく、という場合もあります。

▲貧血

猫がノミ、マダニに血を吸われることで
貧血になってしまうことがあります。
特に体が小さな子猫は、
たくさんのノミやダニに刺されて血を吸われると
貧血になってしまうので要注意です。

▲パルトネラ症(猫ひっかき病)

これは人もかかってしまう病気。
ノミの菌が猫の口や手につき、
それが人について感染することがあります。

▲マイコプラズマ感染症

猫ノミが持つ病原体で、赤血球を壊すと言われています。
貧血を起こしたり、呼吸が苦しくなることもあります。

猫がノミやダニに刺されたら
痒くて皮膚が炎症を起こす…

皆さん、これはすでにご存知かもしれませんね。
ですがノミ、ダニによる被害は
それだけではないのです。

こういった寄生虫が原因で引き起こす
怖い病気もあるのです。

大切な猫がそうならないためにも!
飼い主の早期発見が重要なポイントです。

日ごろから猫が体や耳など頻繁に掻いていないか?
様子を観察して大切な愛猫を
ノミ、マダニから守ってあげてくださいね。

愛猫にノミがついている?症状と見つけ方

とても小さなノミ。
パッと見ただけでは肉眼で猫にノミが
ついているかどうか?なかなか分からないものです。

ノミがついていた猫の症状

ノミがついていると、ねこは体のあちこちを
掻く。
舐めるのではなく、カプカプと
自分の体を噛むようにして毛づくろいをしたりします。

ノミ、マダニの見つけ方

猫が体のあちこちを痒がっている場合、
その猫が痒がっている
部位(例えば首やあごなど)の毛の中を
かき分けて皮膚の部分をよく見てみてください。

ノミは猫の皮膚にべったりくっついて
血を吸い、寄生しています。

なかなか見つけられないというときは、
猫の皮膚にカサカサした発疹がないか?
皮膚が赤くないか、毛が抜けていないか…
をまず、確認しましょう。

また、ウェットティッシュで猫の
皮膚を拭いたら血がつく場合もあります。
これはノミやマダニに刺された証拠です。

マダニの場合、お腹や顔の周り、耳や脇など
柔らかい皮膚につきやすいものです。

そして吸い付いたあとは、傷が残っている
ことが多いです。

吸血したら丸く大きく膨れ上がるので
肉眼で見つけやすいですよ。

また、猫の被毛をかき分けてよく見てみると、
毛の隙間に黒い斑点があることがあります。
この黒いゴマのようなつぶ。
これが猫が使っているベッドや毛布に
付着していることもあります。

これは、マダニの糞です。
この黒い斑点がある場合は、猫の体のどこかに
マダニが生息している、ということです。
注意して見てあげてくださいね。

猫のどんな部位につきやすい?

ノミ、マダニは猫の体のあちこちに寄生しますが、
特に耳や耳の中、のど、脇、首の後ろや口周りに
寄生することが多いです。

こういった普段ブラッシングしにくい部位は
要注意です。
猫の毛をかき分けてチェックしてみてくださいね。

猫が耳を痒がる場合、耳ダニが寄生している
ことがあります。
猫の様子を見て、耳をやたらと掻いていたら
濡れ綿棒や濡れコットンなどで
耳のお掃除をしてあげましょう。

拭いてあげたら綿棒が真っ黒!なんて
こともありますよ。

ノミ、ダニは人間も刺すの?

種類がたくさんいるノミ、マダニは
種類によっては、人を刺して感染するものもあります。

猫につくノミは人間に寄生して繁殖する
ことはありません。

ですがダニに人間が刺されると、
皮膚が赤く腫れて炎症を起こしたり、
強い痒みが出ます。
症状が酷い場合は、自己判断せず、
必ず病院へ行って治療してくださいね。

猫につく寄生虫といっても
ノミ、マダニといった外部から
寄生する虫だけとは限りません。

内部から寄生する回虫もいます。
例えば、トキソプラズマといったもの。

これは人間に感染すると重症になることもあります。
特に家族に幼児がいる人や妊婦は
気をつけなければなりません。

飼い猫に内部寄生虫がいた場合、人間も
感染していることもあるので病院できちんと
検査をしたほうが安心です。

猫の体にノミ、ダニを見つけたらどうする?

猫の体にノミ、マダニを見つけたら
どうしたら良いの?
なかなか上手に手でつまんで取ることが
できない小さなノミ。

上手に取る方法とコツをご紹介します。

上手なノミの取り方

猫の体についたノミは、専用のクシ(細かいコーム)で
ノミをキャッチして上手に取ることができます。

ノミ専用のブラシで取る方法。
目が細かい金属のノミ、ダニ取り専用クシ。

これを使って猫の体を毛並みの方向に
逆らって逆方向にゆっくり丁寧にブラッシングします。
こうやって皮膚にくっついている
ノミ、ダニを取っていきます。

マダニの場合、吸血して大きくなっているので
手でつまんで取れます。

ですが、勢いよく猫の体から剥がすと、
マダニの口の尖った部分だけが猫の体に
刺さったままで、マダニの体だけ取れている場合が
あります。

力加減に気をつけながら
マダニを見つけたら根こそぎ
駆除するようにしましょう。

取ったノミの正しい処理の仕方

取ったノミは生きていて動きが早く、
よく飛び跳ねます。
捕まえてもピョンと跳ねて逃げて見失ったら
大変なことになります。

せっかく駆除しているのに
逃げられたらおしまいですよね。

逃げたノミは、毛布などに隠れて、また猫のことを
待ち構えています。
そして再び体にくっついて寄生してしまいます。

そうならないためにも、
ノミ取りのときは、近くに漂白剤を薄めた
ものを入れた容器を用意しておき、
それに取ったノミ、マダニをつける
という方法がおススメです。
愛猫のノミを完全に駆除−2

漂白剤を薄めた液につけるとノミ、マダニは溺死します。

※ただの水だと、ノミが死なずに飛び跳ねて
出てきてしまう恐れがあります。

一匹づつ、ノミ、マダニをつぶす。
これはダメです!

駆除するにはこうやって殺すしかない!と
つい、やってしまいがちですが
これはおススメできません。

ノミやマダニをつぶしてしまうと
吸いとった猫の血が飛び出すこともあります。
また、ノミ、マダニの体内にある卵が
飛び散ってしまうこともありますので
つぶすのはやめておきましょう!

つぶさずティッシュにくるんで
そのままゴミ箱に捨てる、というのも危険です!

ゴミ箱の中で繁殖してしまうので
絶対にやめましょう。
完全に駆除するためにも、
漂白液水につける、という方法が
完全に死滅させるのには効果的です。

ノミ駆除のおススメのグッズ

ハッピーペット 薬用マダニ・ノミとりリンスインシャンプー 犬猫用ポンプ 700ml

こういったノミ、ダニ対策のグッズが
ペットショップだけではなく、
通販でも手に入るので
ぜひ、購入して愛猫のノミ予防、
ケアをしてあげてくださいね。

猫のノミ、マダニの駆除と予防

自宅で簡単に出来る!
猫のノミ、マダニの駆除と予防法を
ご紹介します。

ノミ取りシャンプーで洗う

ノミ、マダニを予防する方法。
猫をシャンプーすること。
普通のペット用のシャンプーではなく、
ノミ取り専用のシャンプーが売っています。
これで猫を洗ってあげましょう。

丁寧にブラッシングした後に、
シャンプーします。
猫の体についたノミや糞、卵なども
シャンプーで洗い流せます。

ですが、シャンプーだけではノミ、ダニは
完全に駆除できていないケースがあります。
シャンプーのあと、駆除のクスリをつけるのが
理想的です。

クスリを使用する

内服タイプの飲みクスリ

内服のクスリは、猫に寄生した虫や卵を
殺して駆除してくれます。

サプリメントのような小さなキューブのクスリ。
割ってさらに小さくして食べさせることが可能。

内服タイプなので毛づくろいのとき、
クスリを舐めたりする心配もなく、安心です。

飲むクスリといっても、おいしそうな
猫が好む匂いと味がつけてあるので、
おやつ感覚であげることができますよ。
これなら猫も食べやすく、失敗することも
少ないでしょう。

獣医さんへ行ったら出してもらえます。
体重によってクスリの容量が変わるので
一度、先生に相談してみてくださいね。

1か月の持続効果があるので、
月に1回、飲ませます。

体に直接垂らすスポットオンタイプ

猫用フロントラインプラスキャット 9本(9ピペット)(動物用医薬品)

直接猫の皮膚につけるスポットオンタイプのクスリ。
これはペットショップなどでも
よく見かけるのではないでしょうか。

猫の首筋の後ろにクスリを垂らします。
これを嫌がる猫はムリですが、
平気な猫は、丁寧に首元の毛をかき分けて
皮膚に直接クスリを垂らして終わり!
という簡単なタイプです。

クスリは24時間で成虫を駆除できる
ものがほとんどです。

持続は1か月ほどなので
内服と同じく、月に1回してあげましょう。

スプレータイプ

直接、猫の体にスプレーを吹きかけます。
特に外へ出たがる猫にオススメの予防法です。

ですが、いきなりスプレーをかけられて
ビックリして嫌がる猫もいるかもしれないので
向き不向きがあります。

また、スプレーの匂いがアルコールぽい
場合もありますので、
猫によっては(臆病な性格や神経質な場合)
スプレーを吹きかけるのを
失敗してしまうかもしれません。

ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスジャパン フロントラインスプレー 250ml (動物用医薬品)

注射タイプ

他には注射のタイプのクスリがあります。
猫の頚部皮下に予防駆除のクスリを注射する方法。
動物病院でしてもらえます。

他のクスリのように即効性はありませんが、
猫の血を吸ったノミ、マダニの卵は
それ以上育たなくなるので効果はあります。

どの駆除、予防方法が愛猫に合っているか
考えてあげましょう!

判断できない場合は、一度獣医さんで
相談してみてくださいね。

外に出さないようにする

猫は室内で飼う。
なるべく外へ出さないようにする。
これが一番効良い方法です。

室内飼いをすることで多くの寄生虫から
猫を守ることができます。

ちょっと草むらに入っただけでも
ノミ、ダニはくっつきます。

野良猫との接触でうつることも
考えられます。
寄生虫のことだけでなく、
万が一、猫が事故やケガをしたら大変。
それを考えたら、室内飼いが安心ですよね。

室内を清潔にする

常に部屋を清潔に保つこと!
これも効果的な予防法です。

もし愛猫の体にノミ、マダニがいたことが
分かったら…
部屋全部に潜んでいるかもしれない!ということを
頭に入れておきましょう。

愛猫の体にノミを見つけたら
家の中の猫の行動範囲すべてを
キレイに掃除しましょう!

掃除機をかけ、ワイパーで床を掃除する。
そして猫が使っている毛布や布団、
カーペットなどを除菌して綺麗に洗って干しましょう。
常に清潔にすることが大切です。

HUGFAM(ハグファム) ペット 消臭 スプレー 無香料 強力 除菌 消臭剤 臭い消し 犬 猫 うさぎ 300ml

飼い主がいつも部屋をキレイにし、
清潔にすることで
ノミ、ダニ予防の効果も高まりますよ。

また、電子ノミ取りホイホイといった
便利なアイテムもあります。

アース・ペット 電子ノミとりホイホイ

部屋を清潔に掃除した後は
こういったグッズで徹底的にノミを部屋から
完全に駆除してしまいましょう。

ノミのクスリは殺虫剤?猫に優しい予防法

アルコールや殺虫成分が含まれた
きついクスリはやはりそれなりの効果が
期待できます。
ですが天然、自然のものもあります。

自然(天然)成分のハーブを使用した匂いのついたグッズ紹介

猫につくノミ、マダニの駆除=殺虫剤のイメージ…
愛猫の体に強い刺激のある殺虫剤をつけるのは
ちょっと抵抗がある…

皮膚が弱い猫の場合、皮膚に直接
きついクスリをつけても大丈夫かな?と
心配になる飼い主さんもいるかもしれませんね。

フロントラインなどといったクスリに
比べて効果は少し落ちてしまうかもしれませんが、
天然成分が由来の虫が嫌う匂いや
自然のハーブなどを
使用して作られた駆除グッズもあります。

天然のハーブの匂いのノミよけ首輪や
低刺激のノミ取りシャンプーなど…

安心して使えるノミ駆除アイテムも
色々ありますので、猫の体の状態に合わせて
良いものを見つけてあげてくださいね。

猫用フロントラインプラスキャット 9本(9ピペット)(動物用医薬品)

天然ヒノキから抽出された消臭、除菌、防虫のまもるくん ペット用 300ml

これ以上被害を広げないために

ノミ、ダニの危険性を考えると、
なるべく愛猫は外に出さない、というのが
対策として一番効果があります。

ですが、猫が勝手に家を出ちゃった…
中にはどうしても外へ出ないと
ストレスが溜まってしまう猫もいるでしょう。

ですがどんなにクスリで予防していたとしても
ノミ、ダニを体にくっつけて帰ってきてしまいます。

猫が外から戻ってきたら
ブラッシングして
猫のボディーチェックしましょう。

そして定期的にシャンプーしてあげて
猫の皮膚を清潔にしてあげましょう。

まとめ

愛猫のノミを完全に駆除-3
いかがでしたか。
猫につくノミ、マダニの対処法、予防は
役に立ちましたでしょうか。

ノミ、マダニといった虫は暖かくなる春から
秋まで長い間、寄生する虫です。

愛猫が体や耳を痒がる、毛がやたらと抜ける
といった症状に飼い主が早く気づいてあげて、
適切な処置をしてあげてくださいね。

症状が酷い場合は獣医師に診てもらいましょう。
手遅れになってしまう前に、
定期的な予防もしっかり行って、
愛猫が健康でいられるようにしてあげてくださいね。

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ライター紹介 ライター一覧

Risa

Risa

マナー講師、「貴方のカウンセリングルーム」カンファレンススタッフ。
品格のあるマナー、大人の女性が美しくいるための記事を執筆中。

小さいころから動物が大好き。保護活動もしています。
たくさんの猫と暮らした経験から、猫の習性や行動を熟知しています。

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