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【すごい!30選】シンクロ・女子の練習メニューをインスタで紹介!!

シンクロ・練習アイコン

2017年に、国際的に名称が変更された
アーティスティックスイミング。

シンクロナイズドスイミングという名前でも
お馴染みの競技で、
女子の競技に加え、
男女ミックスの競技も正式に加わりました。

実際に見たことがない方でも、
どのようなスポーツかは、
ご存知の方が多いのではないでしょうか?

シンクロ選手の練習は地獄のようにきついとか、
シンクロ選手は食べるのも練習など、
テレビなどで聞いたことのある方も
いるのではないでしょうか?

でも、実際はどんなすごい練習をしているのか、
しなやかなカラダをつくるための秘訣などは、
いまいち、
謎に包まれている部分ではないかなと思います。

今回は、
元シンクロ選手だったわたしの経験談なども含め、
リアルなシンクロ界の練習事情について、
ご紹介していってみたいと思います!

シンクロにくわしくない方でも楽しめるように、
インスタや動画をまじえてご紹介していくので、
ご安心くださいね♪

では、さっそく見てみましょう!

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Contents

旧シンクロ、現在のアーティスティックスイミングとは?

 

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アーティスティックスイミングへと
名前が改名されたものの、
まだまだシンクロナイズドスイミングの方が
知名度が高いのではないでしょうか?

そもそもどういった競技なのかを、
まず簡単にご説明させていただきます。

よくメディアで取り上げられるのは、
曲に合わせて演技をする
「ルーティン」と呼ばれるもの。

色あざやかな水着を着て、しっかりメイクをして、
リフトやジャンプ、スピンなどの足技を披露する、
みなさんがご存知のアレです。

昔からある女子だけの
ソロ、デュエット、チーム。

そして、男女が組んで行うミックスデュエット、
さらには、比較的新しい、
フリーコンビネーションなどがあります。

それぞれ演技の制限時間も、
2分から4分までと、バラバラ。

あまり知られていませんが、
実は、この「ルーティン」のほかに、
「フィギュア」と呼ばれるものがあるんです。

ずらっと並ぶ審判の前で、
ひとりひとりの選手が
技のみを披露するというもの。

あとでインスタを交えてご紹介しますが、
フィギュアでは、曲も笑顔もありません。
ほぼメディアでは目にする機会がないので、
ご存知の方はとても少ないと思います。

シンクロの練習は、だいたい、
水深が2~5メートルのプールで行われます。

競泳選手並みの泳力と、
マラソン選手並みの持久力が必要とも言われ、
練習時間もほかのスポーツと比べて、長め。

一部では、スイム・バイク・ランを組み合わせた、
トライアスロンよりも
きついと言われることのある競技でもあります。

でも、シンクロは、
とても楽しいスポーツでもあるんですよ!

専門用語が飛び交う、アーティスティックスイミングの世界

 

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実は、シンクロ界には、専門用語がたくさん。

私がシンクロを始めたばかりの小学生の頃は、
わからないカタカナの単語ばかりで、
それはもう大変でした(笑)

夏休み中の合宿練習の時などは、
ノートに練習日誌を書くのですが、
もう悲惨です。

意味もわからないまま、
音だけを拾って書くものですから、
ノートは間違った言葉だらけ。
学校なら、赤点ものでしたね。

とくに、選手を引退後、コーチとして、
子供のノートを見た時の衝撃と来たら!

まるで宇宙人の言葉のような謎めいた単語が
ノート中に広がっていて、
コーチ同士で大笑い(ごめんなさい)。
でも、ある意味、とっても微笑ましかったです。

また、シンクロでは、
逆立ち姿勢やひとつひとつのスピン、
水中での手のかき方などにも、
それぞれ名前がついています。

そして、
国際競技規則として全世界共通の名前なので、
横文字や聞いたことのない単語が多くなります。

子供にやさしくないのは当然ですよね。
ルールブックの中の技をざっと数えても
400種類くらいあるんですよ。
結構すごいでしょ?(笑)

よく聞かれます!競技のフェイスメイクとヘアメイク

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シンクロをやっていたとポロッとこぼすと、
ちょっとやってみてという無茶ぶりとともに
よく聞かれるのが、
シンクロのメイクとヘアセットについて。

練習では、競泳選手のように、
帽子とゴーグルを着用しますが、
競技会の度に、お化粧と髪飾りをするのは、
多くの方がすでにご存知かと思います。

オリンピック選手などは、プロ監修の
ウォータープルーフメイクを施すかと思います。

でも、一般の選手の場合は、
水中でも落ちないようなしっかりメイク。

そして、それほど特別な
メイクアイテムを使うというわけでもありません。

演技時間も数分ですし、
水中で顔をゴシゴシこするわけではないので、
意外と落ちないんです。

個人的に、メイクよりも独特なのは、
髪の毛ではないかなと思います。

実は…
ゼラチンで固めています。
ちょっとびっくりしましたか?

ゼラチンパウダーをお湯で溶かして、
髪の毛に塗りたくり、キレイにセットします。

髪飾りも自分たちでつけたりと、
人数の多いチーム競技の本番前などは、
かなりのドタバタです。

いくつもの競技に出場する選手は、
水着を着替えたり、
髪の毛をセットしなおしたりと大変。

競技会のプールサイド裏や控え室では、
毎回、
パリコレ並みにカオスな光景が見られます(笑)

食べるのも練習って本当!?

長時間の練習や、
競技そのもののカロリー消費が激しいシンクロ。

よく、
「シンクロ選手は食べるのも練習」と言われるのを
ご存知の方もいるのではないでしょうか?

実際には、
痩せやすい選手、太りやすい選手など、
選手の体質などにもよる部分もあります。

しかし、一般的には、女子でありながらも、
成人男性の倍以上のカロリー摂取が必要と言われ、
しっかり食べることが要求されます。

また、練習の合間の休憩時間にも、
何かを食べたりといったこともよくあります。

選手時代、私も、
練習中の10分休憩に菓子パンをひとつ食べたり、
食べたばかりで吐きそうになりながら、
スピンの練習をした記憶があります。

何事も体が資本とは言いますが、
当時は、かなり辛かったですね(笑)

 

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華やかではないシンクロ、フィギュア

 

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ジャッジが並んだ目の前に
一人ずつ出て行って演技をするフィギュア。

白と黒しかないフィギュアは、
よく知られた華やかなシンクロではありません。

選手は黒いプレーンな水着、
白い帽子、黒いゴーグルをつけるのが基本です。

公平なジャッジをするため、
どこのシンクロクラブの
どの選手かわからなくする配慮です。

ずらっと並んだ白ポロシャツのジャッジの前で、
一人ずつ、一つの規定の技を披露します。
音楽も笑顔もなく、
ゆっくりと時間をかけて、
技を披露しなければいけません。

地味に、ルーティンよりも苦しいんです。

選手選考会などでは、
このフィギュアの出来もとても大切になります。

フィギュア会場はいつも静まり返っていて、
読み上げられる点数と
ジャッジの笛の音だけが聞こえるような、
ちょっと特殊な場所。

会場ではみんなが小声で話すほど、
ピンと張り詰めた空気の中、
競技が進んでいくのが、フィギュア競技会。

どの技も、一回勝負の演技のため、
選手もコーチもピリピリしています。

わたしは、
このフィギュア競技会がとっても嫌いでした(笑)

しなやかで力強いカラダを持つ選手の美!

 

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水の中で演技をするシンクロでは、
泳力、柔軟性、持久力、体力のほか、
芸術性を求められる競技に必要な
演技力、リズム感、独創性などが必要とされます。

スポーツ界でも練習時間が長いことで知られ、
朝から夜まで、
みっちり練習ということもめずらしくありません。

女子も男子も力強く、
しなやかで美しいカラダを持つシンクロ選手。

競泳選手並みに泳いだり、
バレエダンサーのようなトレーニングもします。

解説つきでお送りしていきますので、
あまりシンクロのことを知らない方でも
楽しんでいただけると思います♪

【2018水泳ダイエット・番外】女性が見ても憧れるシンクロ選手の美姿・インスタ30選

シンクロ選手のリアルなストレッチと練習事情【陸上編】

 

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シンクロ選手の練習は、
巷では、過酷という噂で有名ですよね。
実際のところは、
どうなんでしょうか!?(笑)

さっそく、
日々の練習風景などを見ていってみましょう!

シンクロと言えば柔軟性!スプリット

見慣れない方にとっては、
ぎょっとする光景かもしれませんね。

でもシンクロ界では、
よくある前後開脚のストレッチ。
高い柔軟性が必須のシンクロでは、
こんなストレッチ方法が当たり前だったりします。

実は、陸上で180度以上足が開かなければ、
水中で美しい演技をすることができないんです。

もちろん体の柔軟性だけではなく、
きちんと、
コアの筋肉なども鍛える必要があるんですけどね。

柔軟性を求められる競技のあるあるストレッチ!

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こちらは左右開脚。
前後開脚も左右開脚も、
椅子を置いたり、ビート板を重ねたり、
というのがシンクロ選手の基本です。

開脚テストという
柔軟性チェックの日もありましたよ。
クラブによっては、
ある程度の柔軟性が入会条件だったりもするとか。

わたしは運良くが柔らかかったので
あまりきつい思いをしたことがありませんが、
股関節が固い子なんかは、
よく涙目になっていました…。

逆立ちでスプリットだってお手のもの!

キレイな水中姿勢を作るためには、
やはりカラダで覚える必要があります。

そして、
バランスの良いコアの筋肉も大切。
とってもインスタ映えする光景ですね(笑)

キレイなつま先とひざは選手の宝!

バレエなどで
つま先をしならせるポイントの形が、
シンクロでもとても重要です。

キレイに魅せるつま先のためにも、
日々努力が必要。
いつもこんなストレッチをしているんですよ。

しなるようにまっすぐに伸びたひざと、
くるんと丸まるようなつま先は、
より演技を美しく魅せるポイントです。

ひざをやわらかくするためのストレッチ

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美しいつま先のカーブと同じくらい
大切なのは、ひざのやわらかさ。

しなやかな脚のラインを作るために、
いろいろなストレッチが行われています。

また、
まっすぐな脚がポイントとなるシンクロでは、
X脚やO脚も矯正されることが多いんです。

水泳選手は重力が怖い!バレエ練習の恐怖(笑)

 

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新体操やバレエ出身の選手が多い
ロシア選手などは少し違うかもしれませんが、
水中が得意なシンクロ選手にとって、
浮力のない陸上で、
重力を感じるバレエの練習は大変!

脚を高く上げてキープしたり、
私も大変な思いをしました…。

強い体幹がなくては、シンクロははじまらない!

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とても、
インスタ映えする腹筋の光景ですね!

シンクロで大切なのは、
何と言っても体幹を鍛えること。

私も現役選手の頃は、
こういった腹筋の筋トレを
毎日300回くらいは余裕でしていました。

もちろん腹筋だけではなく、
背筋などいろいろな筋トレがあります。
今思えば、地獄のような毎日でしたね…。

チューブを使って!柔軟性プラス体幹!

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開脚だって、体幹の強化が大切。
チューブを使って、
しっかりと鍛える練習です。

全身をくまなく鍛えている
シンクロ選手のしなやかなカラダは、
やっぱりとてもかっこいいですよね。

チューブはこんな練習にも役立ちます!

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これは、
水中の手のかきの練習をしている動画。

シンクロでは、
スカーリングやサポートと呼ばれる
さまざまな手のかきが必要とされます。

スピード勝負の競泳選手よりも、
手のかきが上手とされることもあるんですよ。

こんなアクロバティックな練習も!

 

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よりアクロバティックな演技が必要とされる
今のシンクロならではの練習がこちら。

リフトやジャンプの練習は、
ポールやトランポリンなどを使ったりと、
いろいろな方法で行われています。

あやしい動き…もしかしたら目撃したことがあるかも?

シンクロ用語のひとつ、通称ランドリル。
英語では、Land Drillなので、
正式には、ランドドリルでしょうか。

陸上で、
演技の動きを合わせるために行われます。

私は、よく練習帰りの電車の中とか、
試合に向かうまでの移動中とか、
合宿の夜練習の後とかにしていました。

なので、もしかしたらどこかで、
目にしたことのある方もいるかもしれません。
本気でやると汗だくになることも。

上級になるほど、
このランドリルの動きだけで、
選手のレベルがわかるようになります。

脚の演技だって、しっかり陸上でも動きを確認!

フロートと呼ばれる
選手が脚を組み合う動作などは、
ほんの少しのズレで形が変化してしまいます。

陸上でも、
しっかり息を合わせた練習が必須なんですね。

いつだって最新トレーニングをアップデート!

しなやかなカラダのためには欠かせない
トレーニングとマッサージに役立つ
ストレッチポール。

シンクロ選手はいつだって、
最新のトレーニングを取り入れています。

よりレベルの高い演技ができるようになったのも、
カラダのメカニズムが解明されてきた
背景があるのではないでしょうか。

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シンクロの真髄はやはり水の中!練習事情【水中編】

 

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いろいろな陸トレも大切だけど、
水の中でもみっちり練習しています。

そういえば、この「陸トレ」という言葉、
水泳関係者にしか通じないことが多いようです。
大人になるまで、知りませんでした…。

では、さっそく見てみましょう!

4泳法は必須!競泳選手にも負けません!

 

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シンクロ選手は泳げないと思われがちですが、
それは大きな間違い。

しっかり4泳法が泳げないと、
シンクロチームに入ることもできません。
スピードも、
競泳選手に負けないくらい速かったりします。

体力をつけるためにも、
競泳選手並みにみっちり泳いでから、
シンクロの基礎練習や曲かけ練習などが
はじまります。

だから、どうしても
練習時間が長くなってしまうんですよね。

壁を使ったストレッチだって、お手のもの!

陸上でのストレッチも大切ですが、
よく、シンクロ選手は、
水中で、壁を使ってストレッチをします。

前後開脚や左右開脚だけではなく、
股関節、背中、肩のストレッチもしますよ。

この音、聞こえますか?シンクロ練習中に響き渡る音

 

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Artistic swimming coach 🇷🇺さん(@synchro_training)がシェアした投稿

こちらは、練習中のよくある風景の動画。
カンカンという音が聞こえますか?

水中スピーカーを準備しての練習が基本ですが、
スピーカーがない場合や、
カウントを取りにくい曲などは、
水中にこの金属音が響きます。

その正体は、
コースロープを調節するためのアイテム。

わたしのチームでは、
カンカンと呼んでいましたが、
地方によって違うかもしれません。

コーチが鳴らしてくれることが多いんですが、
激怒したコーチによって投げ飛ばされる
カンカンもあるとかないとか…(笑)

足技25メートル、別名は潜水艦!

これはバレーレッグという足技ですが、
キレイな姿勢を保つのが難しく、
意外と体力を使うんです。

足を上げたまま、
25メートル進んで行くこともあります。

しかも、ちびっこ選手は、
潜水艦のように沈んでしまい、
呼吸ができなくなりがち(笑)

シンクロの定番基礎練習のひとつですが、
かなりの曲者です。

この足につけた黒い物体はいったい!?

 

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選手の足首についているものは、
実は、重りです。
両足に2kgくらいが標準でしょうか。

練習ではこれでパワーをかけると、
本番でカラダが軽く感じます。

足首のほか、腰に重りを巻くこともあるんですよ。
最初は重く感じましたが、
慣れるとなんのその。

今思えば、過酷すぎですけどね…(笑)

時には、練習中に骨折することも!?

上級者になればなるほど、
接近したフォーメーションが求められます。

実はチームなどの足の動作では、
手のかきが隣とぶつかることもあります。
酷い時には、骨折したりすることも。

練習中にはもちろん、
本番中にもケガのリスクはあります。

私も本番前の練習で、
チームルーティン中の水中移動で蹴られ、
鼓膜が破れた選手を見たことがあります。

ぱっと見は美しいシンクロの演技ですが、
息も苦しいですし、
水中は、とても過酷だったりします。
ケガはとてもこわいですよね。

水球選手じゃないけれど…

美しい姿勢を保つには、
ゆるぎないコアの強化と、
なめらかな手のかきを
しっかりマスターする必要があります。

このように、ボールやビート板などを
脚にはさんで練習することも。

カラダで覚える!さわって意識する!

 

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壁を使った練習では、
コーチに足をさわられながら、
カラダで姿勢を覚えることもあります。

シンクロでは、体のあらゆる部分を、
いかに「締める」かがとても大切です。

つま先やひざ裏の締め方とか、
お尻やお腹の筋肉の締め方とか、
それぞれの技で意識する箇所が変わったりと、
いろいろなポイントがあるんですよ。

自分たちの演技は、しっかり動画で確認!

 

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演技の練習をする時には、
自分たちの演技を動画で確認します。

とくに、
全体の動きを揃える必要のある
デュエットやチームの演技などでは、
しっかり確認が必要です。

がんばって動きを合わせているつもりでも、
全然合っていなかったりして、
結構ショックなんですよね…。

夏は恐怖…これがシンクロ選手が恐れる、パンダ焼け!

夏の間は、外で練習をすることもあります。

シンクロでは1日8時間以上の
練習をすることもめずらしくないので、
夏のシンクロ選手は、
真っ黒なことが多いです!

でも、お年頃の選手になると、
このパンダ焼けがすっごく憂鬱。

あまり酷いと、
醜いってコーチにも怒られちゃうし、
かっこ悪いし…(笑)

夏の練習は選手も大変だけど、コーチだって大変!

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これも、夏を中心によく目にする光景です。

選手はキツイ練習で大変だけど、
水の中にいるので、暑くはありません。

でも、コーチはプールサイドで大変なんです。
眩しい水面のせいで、サングラスは必須だし、
水には入れないし、汗だく!

眩しい水面のせいで、
サングラスは必須だし、
帽子と日傘で完全防御がマストです!

選手時代は気がつかなかったけど、
室内のプールサイドでも
意外と大変だったりするんですよ…。

シンクロ通しか知らない裏事情!?

実は、手作りだったりもするんです

華やかな演技のキモとなる水着と髪飾り。
こんなに緻密なデザインの水着だったりします。

実は、デザインから製作まで、
チーム内で行われることが多く、
手作り感満載なんですよ。

グリッターをペイントしたり、
選手やお母さんがちくちくと縫っている場合も。

スパンコールがびっしりあるデザインの時は、
本当に大変です!

いつでも一緒♪鼻栓(ノーズクリップ)

 

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練習中には、ひとつしか携帯しませんが、
競技の時は、おそらくどの選手も、
必ず一つ、水着の中に潜ませています。

競技中も何かの拍子に取れないように、
マニキュアを塗ってから鼻につけたり、
シンクロ選手の命綱とも言えるアイテムです。

わたしが知っている中では、
今までにただ一人、
ノーズクリップを必要としない選手がいました。

シンクロ界では、超有名なフランスの選手、
Virginie Dedieu(ヴィルジニー・デデュー)。
鼻のつくりが普通の人と違うため、
逆さまになっても水が入ってこないんだとか。

使い続けると鼻が高くなるという人もいるけど、
真偽のほどは…どうでしょう!?

きっと、シンクロ選手とパティシエだけが知っている

ぜひ、みなさんにお伝えしたいのが、
シンクロ選手なら誰でも知っている、
ゼラチンの恐怖。

シンクロでは頭をセットする時に、
ジェルやスプレーの代わりに、
お湯に溶いた粉ゼラチンを使います。

溶かし方が下手だとダマになってしまったり、
塗るのが下手だと熱湯が耳についてしまったり、
もう大変です。

髪のゼラチンが乾いたら、
いよいよ髪飾りの出番。

アメリカピンとUピンを使いこなし、
どんなに激しく水中で動いても耐えられるように、
しっかりと髪飾りを固定します。

固定が甘いとスピンの度にビクビクしたり、
時々、ピンが頭皮に刺さって一日中痛んだり。

競技後には、
こびりついたゼラチンを落とすために、
何度もシャンプーをしたりと大変です。

固まったゼラチンはとてもしぶとく、
演技の後に、垂れてはくるものの、
ひどい時には、数日落ちません。

シンクロチーム内の小さい子供たちなどは、
なかなかゼラチンがうまく落とせず、
競技会の度に、頭がカピカピに。

ゼラチン虫と呼ばれていました…。
今思えば、ひどい言葉ですね(笑)

そういえば、現役選手の頃、
チームのジャージを着て、
お化粧をして、シンクロの髪飾りをつけたまま、
関東圏で電車に乗ったことがあります。

当然ですが、乗客の方の視線が痛く、
子供ながらに、
チーム一同、とても微妙な気持ちになりました…。

もしかしたら、
そういう場面に遭遇した方も
どこかにいるかもしれませんね(笑)

気絶する寸前まで息を止める!?

 

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A post shared by Dan Robichaud (@dan_robichaud_photography) on

連続した足技やリフトなどの技では、
おそらくどの選手も、
酸欠ギリギリまで息を止めています。

観客にとっては、
とてもエキサイティングですが、
選手の苦労はかなりのものです。

練習でも、潜水25~100メートルなどを、
選手のレベルに合わせてします。

こんなに息を我慢するスポーツって、
何か、ほかにありましたっけ…?

でも、シンクロって楽しいから
ついつい続けちゃうんですよね…。

いちいちポーズを取りたがるのがシンクロ選手(笑)

 

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A post shared by Showteam LNZ (@showteam_lnz) on

ただ写真を撮る!というだけでも、
何だか、
ポーズを取らずにはいられないのがシンクロ選手。

いちいち、インスタ映えを狙ったり、
お揃いのキメポーズをしたり、
みんなでいろいろ考えるのが好きなんです。

だから、写真を撮るまでに、
ながーい時間がかかったりもします(笑)

練習ばっかりしているわけじゃありません!

こんなファニーな一面だってあるんです!
インスタ映えする、かわいらしい一枚。

確かに、
シンクロは過酷な練習が多いけれど、
やっぱりみんなシンクロが好きだし、
楽しい仲間がいるから続けられるんです。

それに、練習ばっかりじゃなく、
プライベートだって充実させたい
お年頃の選手もたくさんいます。

ちなみに、私のシンクロチームのコーチは、
人生のためにも、
恋愛はどんどんしなさいというタイプで、
なんなら彼氏に練習の送り迎えもさせたら!
という、強気のコーチでした(笑)

私のチームは女子だけで、
たまに起こる女同士のいざこざもありましたが、
とても楽しい選手生活でした。

また、試合の度に、
各地に赴いたりもしましたので、
いろいろな意味で、シンクロ選手として、
よい経験ができたなと思います。

【まとめ】

シンクロ・練習

シンクロに限らず、
水泳選手に共通して言えるのは、
誰もが現役選手の頃、
陸の生活を辛く感じる時期がある、
ということではないでしょうか(笑)

でも、
ほかの水泳競技とは一味違うシンクロ。

過酷な練習でも有名ですが、
観客にとっても、
とてもエキサイティングなスポーツです。

リフトやジャンプ、時間差の動作などが
ふんだんに組み込まれたチームの演技には
圧倒されますよね。

そして、実は、
日本は昔から強豪国のひとつでもあるんですよ。

女子シンクロも男女混合シンクロも、
見どころがたくさん。

ぜひ、注目してみてくださいね♪

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ライター紹介 ライター一覧

juriiiiiiiiii

旅、本、映画、音楽、おいしい刺激が必要不可欠。
そして、元シンクロ選手だったこともあり、水との時間を大切にしています。
WEBライターのほか、翻訳家、ファッションバイヤーとしてもひっそり活動中。
女性がより自分らしくいられるような情報を発信していきます。

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